幕間
???「久しぶりの更新だって。2年越しの。待たせすぎだよね。……私の出番おかしくしたくせに。(小声) でも、忙しいみたいだから許してほしいって言ってたよ。じゃあ、本文へどうぞ!」
とある少女の話。
「はぁ……これから一週間もティアナに会えないのかぁ……寂しいなぁ」
「おいおい、それもう50回目だぞ。そろそろ、聞いてるこっちの頭がおかしくなりそうだ」
「だってだって、あんなに可愛いんだよ!? 傍にいたいって思わなきゃおかしいよ! 約束だってあるのに!」
熱弁する彼女に、お手上げとばかりにそれぞれに見合って肩をすくめる北村の人々。
「1週間も居る必要ある? 戻っても良いよね?」
「それも50回目だぞ……」
「1週間口きいてもらえないんじゃなかったか?」
「うぬぬぬ……! それはそうなんだけどぉ! やっぱり、そばにいたいんだよぉ」
しつこい言い草に、北村の人々は苦笑いするしかない。
こんな状態であるが、一応、北村イチの実力の持ち主である。
「はっ……! いいこと思いついた!」
「なんだよ」
「スキルで眺めればいいんだ!」
宝の持ち腐れである。
北村の人々も、手に負えないという落胆の表情で見ている。
お構いなしに、さらに続ける。
「私のことを思い出してくれたら話しかけちゃお。そしたら、私のこと忘れずに居てくれるよね」
なんという無駄な思考。
一週間我慢すれば直接話せるものを。
余程、欲望に塗れているらしい。
その後の彼女はというと……。
「あっ、ルルと良い雰囲気になってる! そこは私の場所なのにぃ!」
またある時は。
「あっ、やっと、私のこと思い出してくれた! ……えぇ!? ひどいよ! なんで無視するの!?」
またある時は。
「あっ、また私のこと思い出してくれた! ……ちょっと!? なんで気のせいにするの!?」
自分の行いのせいだということに気づかず、只々(ただただ)、自らの欲望のままに、約束も守らず話しかけているのだから、当然の結果だろう。
さらに、やっていることはストーカーと一緒である。
北村の人々は、彼女が奇声をあげるたび、哀れみの目で彼女を見ている。
そうとも知らず、彼女はティアナの様子を見続けるのであった。
???「なんだったのっ、この回! 短い上に私の恥ずかしい場面しかなかったし、私の名前は出てこないし……何より、文章が辛辣過ぎ!! 前書きで気づかなかったけど、今も名前伏せ字になってるし……。私、そういうキャラじゃないんだけど! 不憫で売ってないんだけど! 謝るから! 前書きで悪態ついたの謝るから! 次は待遇を改善してくださああああい!」




