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コミュ障吸血鬼、ルルの秘密(?)を知る

お待たせして申し訳ありませんでした。


新しく投稿した作品に力を入れておりました。

今週から毎週水曜日に更新しますので、ご了承ください。


 僕がツンデレとかそういうのは一度置いておくとして、二人のテンションが異様に高いのはどういうことなんだろうか。

 まぁ、たぶん、怒った僕が自ら二人に会いに来たことが原因なんだろうけど……。


「……ねぇ……」

「なぁに、ティアナ、私に抱きつきたいの?」

「違う」

「即答!?」

「では、お姉様、私ですか?」

「違う」

「お姉様!?」


 ダメだこの二人……。

 話し掛けただけで、抱きついてきてという期待の目を向けてくる。

 それならこっちにだって考えはある。


「……やっぱり、部屋に戻る……」

「えっ!? な、なにがいけなかったの!?」

「待ってください、お姉様! 私が悪かったので、部屋に戻らないでください!」


 ルルは物分りがいいけど、アンナは完全にわかってない顔をしてる。


「……ルルは、アンナと違って、物分りがいいね……」

「それはそうです。私、これでも200年生きてますから!」

「……に、ひゃく、ねん……?」


 えっ、もしかしなくても、ルルって僕より歳上?

 そうとも知らず、僕はルルを歳下として扱ってたのか……。


「……ご、ごめん、なさい……」

「お姉様が謝ることはないんです! 見た目が幼いのは自覚していますし、私が勝手にお姉様とお呼びしていただけですから!」

「……でも、僕、生まれてきて、まだ二日……」

「関係ありませんよ。尊敬しているあなただからこそ、お姉様とお呼びしているのですから」


 その言葉に歳上の貫禄を感じ、本当にルルは歳上なのだと確信した。


「ですから、今まで通りに接してくださいね? してもらわないと、私がどう接して良いのかわからないので!」


 お願いしますぅ、と上目遣いで縋ってくる。

 200歳とはいえ、まだ子どもっぽいところはあるようだ。

 いや、今までのルルがそうだったんだから、当たり前か。


「……うん、そうする……」

「! はい! そうしてください!」


 そう言って嬉しそうに笑うルル。

 どことなく良い雰囲気になっていると、


「ちょっと! なんであなたが私よりもティアナと仲良くなるのよ!」


 と、アンナの抗議が割って入った。

 そういうところだよ、アンナ。


「あなたが変態だからでしょう? 少しは自重したらどう?」


 アンナに対しては歳上感を出していくスタイルなんだ……。

 いや、これも、今までもそうだった。

 ルルに核心を突かれたアンナが苦虫を噛み潰したような顔になる。

 それもある。

 でも、なによりアンナとあまり仲良くできないのは、アンナとのやり取りが精神的な疲れを要するものだから。

 あ、でも、それはアンナが変態だからか。

 うん、原因はルルが言った通り、アンナが変態だからだ。


「だ、だって、ティアナは可愛いし、可憐だし、儚いし、守ってあげたくなるから……」

「あなたが一番、お姉様に別の意味で危害を加えそうだけれどね」

「うっ……。そ、それは、ティアナが可愛すぎて、こう、胸の高鳴りが抑えられないというか……性的に襲い掛かりたくなるというか……」


 はい、アウト。

 というか、言い換えた後の方が酷いことってあるんだ……。



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― 新着の感想 ―
[気になる点] 前回の返信で読み違いだと思われてるがジョーダン半分ツッコミ半分で書いてるだけで内容は面白く読ませて貰ってます(  ̄ー ̄)ノ [一言] アンナの奴、話が進むに連れて欲望が肥大して変態度が…
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