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桜何度散っても

作者: 津地こう

詩シリーズ第三弾です

この冬が終われば

君を好きになった春がやってくるよ

少し残った肌寒さを忘れさせるほど

君の笑顔は僕の心を温かくした


君は満開に咲いた桜より綺麗で

花びらのようにはかなくて

僕はそんな君に夢中だった

力になりたいって必死だった


でも僕は君の事何も分かっていなかった

ただ自分勝手なだけだったんだ

今年は冬が終わっても

僕の心は肌寒いままなんだろうね


季節は巡るけど僕の時間は止まったままだ

どんなに綺麗な花でも僕の心は癒せない

世界の何より美しい君の姿をもう一度


逢いたい 

逢いたい

ただ想いだけ募って

傷つけたって分かってるのに

僕じゃダメなんだって分かってるのに

それでもただ逢いたくて

もう一度だけでもいいから

春の光のように眩しい笑顔で

僕の心を温めてほしいと願うんだ


舞い散った花びら同様

僕たちは元には戻れないのかな

茶色一色になってしまった枝同様

色鮮やかだった日々は訪れないのかな


逢うことも連絡することも出来なくて

ただただ辛い日々が続く

頬を伝い落ちていく涙は花びらから流れる滴のよう


桜も枯れる事を恐れて泣くんだろうか

ふっと心にそんな事を思う

今年春が訪れたら僕は物悲しさに包まれるんだろうね


枯れ落ちてしまっても新たな花咲かせる大樹

それはとても力強く僕とは比較にならない

僕もただ君だけの為に強くなりたいと思うよ


信じて

信じて

ただひたすらに信じて

後悔に押しつぶされたって

訳分からないほど辛くなったって

それでもただ逢いたくて

もう逢えないのはイヤだから

何度でも花咲かせる大樹のように

どんなに挫けても君との未来掴みたい


例え何年経っても色褪せないだろうこの想い

君と温かな春を過ごせる日が来るよう祈り続けて


逢いたい 

逢いたい

ただ想いだけ募って

ありがとうもごめんの言葉も

僕は何一つ言えてない

とても大切な言葉いつか君に言えますように

散っても何度でも咲く桜のように

泣いて泣いてそれでもいつかは叶えてみせる


これも歌にしようと思って書いた詩です。

まぁホント、叶うかどうか分からない恋を待ち続けることは想像を絶するほどしんどいです。

自分は何やってんだろうってなってきます。

苦しいなら別に新しい恋を見つけてもいんです。それは卑怯でもなんでもありません。

自分の気持ちに正直に。苦しんだ分、もっと素敵な人に出逢えるかもしれませんからね。

頑張れ恋する者たちよ‼



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