現地の人達
『文明の濫觴』の主な登場人物・団体の紹介です。
もともと現地に住んでいた人達
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オリノコ
美浦から平山を挟んだ反対側にある集落。
焼畑の失火で主要食糧源の栗林をはじめ甚大な被害がでた。
◆サのや
代々オリノコのムラサ(指導者的立場)を担ってきた。
サナ
先代のムラサ。サニの母。
彼女の曾祖母が産まれた時に山の向こうに太陽の欠片が落ちたという伝承を伝えた。
サニ
当代のムラサ
指導者の資質に欠ける。
婿はヒサイリ出身のギオ
他に、娘のサヌ、娘婿のラソ、孫娘のサカ(乳飲み子)がいる。
◆ハのや
ハツ
雪月花からオリノコの村長に任命される。
ハキ
ハツの母。
カエ
ハツの父。フマサキ出身。
山火事で重傷を負っていた。
土器製作を担っていて孫に伝授した。
タロ
ハツの婿。ヒノサキ出身。
山火事で重傷を負っていた。
ハロ
ハツとタロの息子。
もう直ぐ婿入り先を探す予定。
祖父から土器製作を習っている。
弟が二人いる。
◆マのや
マツとフマサキ出身のアケの夫婦。
四姉妹の母。
アケは現在のオリノコの土器製作の主力。
◆ヤのや
ヤウとサキハル出身のナセの夫婦。
二男二女の子供がいる。
ヤソ
一番初めに近寄ってきた四、五歳ぐらいの子供。
物怖じせず接してくる。日本語を解しはじめている。
◆ナのや
ナツとミヌエ出身のアモの比較的若い夫婦。
男女の双子がいる。
アモは山火事で軽傷を負った。
◆ラのや
ラクとホムハル出身のカケの夫婦。比較的年嵩。
二男一女の子供がいるがそろそろ成人を迎える。
兄のラトは弟を庇って山火事で重傷を負った。
弟のラモは兄のお陰で軽傷で済んだ。
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ヒサイリ
集落の規模は五家族ぐらいでこの辺りでは標準的な規模らしい。
オリノコから北西方向にあり一日かからずに着ける。
サのやのギオとラソの出身地。
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ホムハル
十五家族ぐらいある比較的大きい集落。
大川の上流に一日かからずにいける場所にある。
この辺りの集落間交流の中心地。
ラのやのカケの出身地。
○ハテ
ハツ村長の弟で、ホムハルに婿にいっている。
好奇心旺盛な中年。
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ミヌエ
ホムハルから更に大川を遡った先の支流にある。
ミヌエから西に向かう川を下ればホムハルに、北に向かう川を下るとオウシに着く。
ナのやのアモの出身地
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ヒノサキ
ホムハルの東にある。
ハのやのタロの出身地。
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サキハル
ホムハルの東にあり、北隣がヒノサキで南隣がフマサキ。
ヤのやのナセの出身地。
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フマサキ
サキハルの南隣にある。
フマサキの南にある山中から年中湯気が上がっている場所が幾つかあり、小川が赤く濁っていたり、死の谷がある。
ハのやのカエとマのやのアケの出身地。