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美浦の開拓者達

『文明の濫觴』の主な登場人物・団体の紹介です。


美浦の開拓者


■■■

SCC(ソーラーキャンピングカープロジェクト株式会社)


東雲(しののめ) 義教(よしのり)

本作の語り部

暁大学理工学部建設学科(都市計画)

たいていの事は上手なアマチュアか一人前のプロぐらいにこなせるが、特に抜きん出たものはない。良く言えば「万能」悪く言えば「器用貧乏」


第五章終盤からオリノコに派遣中。


芹沢(せりざわ) 将司(まさし)

暁大学理工学部電子工学科(電子材料)

大所高所からの目線を持っていて人材の配分と動機付けが上手い。

美浦の事実上の首長。


東山(ひがしやま) (たくみ)

暁大学人文学部考古学科(実験考古学)

昔の工法への興味が高じて考古学までいってしまった凝り性。

原材料と道具が揃えばだいたいのものは作れる職人。

美浦にある建物や道具の大半は彼が手掛けた。


敷島(しきしま) 文昭(ふみあき)

暁大学理工学部機械工学科(動力装置)

2m近い偉丈夫。気は優しくて力持ち。CQCは中学生の頃に現役自衛官と良い勝負ができた。酒精の量が命の大酒飲み。

原動機(エンジン)の開発中。


第五章終盤に一時キャンプ場に派遣される。


江戸川(えどがわ) 美野里(みのり)

暁大学農学部畜産学科(家畜史)

食材への情熱と才能を持ちゲテモノだろうが食べられる物なら何でも食べてみるチャレンジャー。創作の才能がマイナス方向に振り切れていて創作料理は精一杯お世辞を言っても「凶器」「拷問道具」「食べ物に似た何か」

食料調達に精を出している。()()料理じゃなきゃ大丈夫。


南部(なんぶ) 雪月花(ゆづか)

暁大学薬学部(薬理、民間薬漢方薬)

SCCの渉外担当。北欧人の母親ゆずりの亜麻色の髪の美女。

色々と人間関係の調整をしている。薬草園の管理者。


早乙女(さおとめ) 奈緒美(なおみ)

暁大学理工学部生物学科(発酵)

植物と酵母のコレクター。人当たりが良いが目的の為なら手段は問わないという面もある。量より質の大酒飲み。

基本は農業指導だが、酒造りに情熱を注ぐ。


第五章終盤に一時キャンプ場に派遣される。


天馬(てんま) 佐智恵(さちえ)

暁大学理工学部化学科(物理化学)

興味の中心が爆発物と刃物という危ない性格。化学や冶金、鍛冶の才能は興味の為に磨かれたようなもの。東雲義教とは生まれたときからの付き合い。東雲のフォロー(介護とも)がなければまともな生活ができないと言われる程の残念な人。

肥料やバイオディーゼル(BDF)や鉄製品の製造で結構忙しい人。


■■■

漆原(うるしばら)

男性は漆器、陶磁器と器作り。女性は和裁、理容と鋏使い。


漆原 源次郎(げんじろう)

漆器職人で長年漆採りに山林を巡っていたので足腰も丈夫で矍鑠(かくしゃく)としている。漆作りの傍ら木製の道具(食器など)を製作している。


漆原 静江(しずえ)

源次郎の妻。縫い物や編み物が趣味。以前は和裁の先生もしていた。

繊維関連工房(つむぎ)のリーダー。


漆原 剛史(たけし)

源次郎、静江夫妻の次男。新進気鋭の陶芸家で窯炉も自作する程手作りに拘っていて陶芸に関しては非常に饒舌。子煩悩で三人の子供を溺愛している。

普段は要望に応えて陶磁器を作っている。


漆原 (めぐみ)

恰幅の良い肝っ玉母さん。

元は理容師で夫の陶芸が軌道にのるまで支えた内助の功も。

子育てと家事が中心だが、希望者が居れば週に一度バーバー漆原で理容を施術する。


漆原 史朗(しろう)

移転当時、幼稚園の年長組。

最近は竹細工に嵌っている。


漆原 美恵(みえ)

転移当時、幼稚園の年少組。パパ大好き娘。


漆原 江理(えり)

転移当時、一歳四ヶ月。和広ちゃんと共に無敵のツーマンセルを構成している。


■■■

楠本(くすもと)

陸上自衛官の一家。


楠本 政信(まさのぶ)

防衛大学校卒の一等陸尉で空挺レンジャー持ち。新任時の上司が敷島文昭の父親で、文昭の中学時代に交流があった。夫婦揃って重度のおたく。

普段はパトロールか護衛をしている。


楠本 奈菜(なな)

自衛隊中央病院高等看護学院卒の元看護陸曹で、射撃や体術にも優れる。特にSF系が好きなおたく。

主に水周りなど衛生管理をしている。


楠本 宣幸(のぶゆき) 4歳

転移当時、幼稚園の年中組。好奇心旺盛で元気一杯の悪戯っ子でよく悪戯してはマザーズに叱られている。


楠本 和広(かずひろ)

転移当時、一歳五ヶ月。江理ちゃんと共に美浦でもっとも愛されている一人。


■■■

高校生組

自転車でキャンプに来ていた幼馴染で双葉高校の2年生だった。


榊原(さかきばら) 謙二(けんじ)

ワンゲル部部長で沈着冷静で責任感もありリーダーとしての素質を感じさせる。

現状は炭焼き職人と化している。


安藤(あんどう) 一平(いっぺい)

お調子者でムードメーカー。趣味は釣りで腕が良い太公望。

当初は製塩担当で、後に船舶運用担当に。


伊達(だて) 素弘(もとひろ)

柔道で県大会上位入賞した事もある。ミリオタでサバイバル道具を常備している。

主な担当は柵や壕の点検補修など。


第五章終盤からオリノコに派遣中。


志賀(しが) 希美子(きみこ)

ワンゲル部の副部長。姉御肌で頼られる事が多い。

榊原とは公認の仲だったこともあり、炭焼きの補助をする事が多い。


岸本(きしもと) 由希(ゆき) 17歳

文芸部で読書好き。無口でほとんど喋らず、喋っても一言二言で済ましてしまう。

物覚えは良く、教えられればだいたい上手にこなす。

観察記録が上手く、潮汐表が作れたのは彼女の功績といっても過言ではない。

当初に製塩担当だったことから現在は船舶運用担当に。


大林(おおばやし) 早苗(さなえ)

色々と世話を焼くことになる高校生組のお母さん的ポジション。

運動神経はかなり良い。家庭菜園をしていたせいか、農作業を叩き込まれている。


第五章終盤からオリノコに派遣中。


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