表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2500/2538

&565

「これは……ふふ、上手くやったようね」


 そんなことをカサノヴァは呟いた。どうやら供給されてきた力を受け取って、思わずそんな言葉がでたみたいだ。まあそれはそうだろう。だってカサノヴァ的には「やれ」――といったが「これほど」――とはおもってなかったはずだ。なにせ既についてくるタイプの奴らは連れてきたんだから。

 そしてそいつらは既に自身の新たな世界のための礎となった。だからこそこんなに……だろう。カサノヴァもそこまで大きな力がやってくるなんて期待なんてしてなかったとおもう。

 でもここまでやったんだよ? なら、もちろん、完成……させてくれるよね? どうやらあの命令からそんなに時間は経ってないはずだけど、カサノヴァは結構消耗してる。それに……そこそこメイクは進んでた。どうやら二本の前足もメイクを終わらせてる。どうやって? とおもったけど、どうやらカサノヴァは自身の魂をつかったみたいだね。あのカサノヴァが!? とおもうが、でも背に腹は代えられなかっんだろう。


 それにきっとカサノヴァ的にはここで確実に宇宙の種を開花するための原始の力を得るためにも無茶が必要だと思ったんだろう。まあそれは私のでまかせだけど……しょうがない。

 だってカサノヴァが良いやつじゃなかったのが悪い。私を一度は殺したのが悪い。その報いはちゃんと受けてもらわないと、フェアじゃない。かなりゼァハァいってて、消耗もしてたカサノヴァ。でも前足もメイクを済ませす下半身もメイク済みともなると、始祖の龍もできるのは単純な攻撃手段が体当たりとか噛みつき位しかないからね。

 どうにかこうにかなってたみたいだ。ヴァラヴレレイドやら他の真竜改の面々の攻撃が当たったらメイクが壊れるんじゃない? とかおもうんだけど、どうやらそんなこともないらしい。多分あのメイクは表面に施してるってだけじゃない。


 神の魂を使った、神のメイクだからね。きっとその存在に刻まれてるんだろう。もしかしたら始祖の龍はあのメイクをほぼ気にしてないように見えるのは、自身の姿を最初からそういうもの……と認識させられてるから……かもしれない。


 それでも違和感があるから、体の内からなにかできることをするかもしれない。それが最初のメイクを吹き飛ばした咆哮とかね。咆哮とか完全に外だろって思えるが、あれは外のカサノヴァたちにも、そして始祖の龍自身にも影響を与えてた。だからきっとなにか……を始祖の龍は感じてる。何回か実際咆哮してるからね。

 でも今回のメイクは簡単にはくずせない。そしてメイクが進むたびにその侵食が進むと慣れば、自然と咆哮が少なくなっていく。だって違和感がないんだからね。事実、今はもうあんまり吠えない。

 でももしかしたら別の理由で吠えることってあるよね? それこそ気合を入れるとか、怒るとかである。それで吠えてメイクが意図せず剥がれる……とかなったらカサノヴァの努力は水のあわ。あと少し……なんだ、それまでこれまで通り……を維持するのもヴァラヴレレイド達のやくめかもしれない。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ