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&395

 ヴァラヴァレレイドは連携……なんてのを考えて妨害をしてるわけじゃない。なにせこの戦いはハイレベルで、そしてそれをやってるのは古龍なのだ。双子龍はなんか古龍の長い年月を培ってきたような雰囲気? みたいなのはあんまり感じれない。けど紛れない古龍で……そして今は始祖の龍とも対等にやりあってる。


 そんな双子龍だからこそ、勝手に活用してくれるだろうってことなんだろう。下手にうまくやろう……なんて思うと、逆に2人の連携を阻害するかもしれない。だからこそヴァラヴァレレイドは勝手にやってるんだろう。それでちょっとでも始祖の龍に対して有効であったらそれでいいってスタンス。

 そんな他力本願な……と思うかもしれないが、ヴァラヴァレレイドの選択は正しい。下手にあの双子龍に干渉するよりは勝手にやらせておいたほうがいいだろう。それこそ双子の連携ってのは他人とは一線を画すものがある。それを今まさに、あの二匹の龍は見せてるといっても過言じゃない。

 赤い龍と青い龍って感じだから、属性も反転してるのか? と思ってた。赤い方は炎を使って、青い方は氷を使うとかさ……そんな風に思うじゃん。普通はそうだ。けどどうやら、属性……とかで縛られてるわけじゃないらしい。赤い方だって炎を好でつかってないし、青い方だって好んで氷を使ってる……なんてこともない。

 けど不思議なことに放つ光線には色がついてるんだよね。不思議だ。別に属性がついてるわけじゃないのに……


「おお!」


 何を思ったのか、双子龍は始祖の龍を上下で挟むような位置関係をとった。そして上の赤いのがその翼でもって回転しつつ翼を始祖の龍へと叩きつける。そして下の方に向かわせて下の方にいる青い古龍も翼で始祖の龍を叩いてお互いで叩きつけ合って始祖の龍を弄んでる。飛んでるのに……ね。けどここは宇宙なのだ。はっきりいって翼がなくても飛べる。だって宇宙は無重力だから。ならば竜や龍の翼ってなんのために有るだんだろうね? 私はふとそう思った。だってそうじゃないか? 翼って飛ぶための器官な筈で……けど宇宙では別に飛ぶのには翼は必要じゃない。


 ぞもそもが龍とかが星生まれ……ならその名残とか言い訳もできると思う。けど、竜やら龍は宇宙生命体である。地元「宇宙」である。なのに翼がある……のはよく考えたらおかしい。


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