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&369

 どうやら話はまとまったらしい。なんかヴァラヴァレレイドが良いようにいってゼーファス達を動かしてくれた。別に私はそんな意図はなかったんだけど……ただ普通に私の宇宙にやったらウサギっ子たちが困るだろうから……ってだけだった。ならばほかに適当な宇宙? となったら、ゼーファスの所が一番適任だって思ったんだ。

 だってあそこが対始祖の龍の本拠地なんだからさ。送るならそこしかなかった。まあなんか逃げ腰ではあったけど、今は無理矢理にでもやる気をだしてるし、よかったよかった……と思う。

 でも空元気みたいなものの気もするからね。果たしてそんな覚悟で始祖の龍とやりあえるのか? そもそもが始祖の龍と彼らが今争ったとしても、勝てる見込みがね。万に一つもないっていうね。

 可能性は戦いの中でアーミュラの状態を確認するしかないだろう。それでちゃんとアーミュラに意思があるのなら、味方に引き込むしかない。それが出来たら、パートナーを味方につけて、始祖の龍の権限に干渉ができる……かもしれない。


 可能性は低いが……でも始祖の龍に向こうの存在、神やら龍・竜達が攻撃を通そうと思うと、それしか方法がない。だって普通にやっても、向こうの存在では始祖にはどんな攻撃だって通らせることは出来ない。それが法則なんだ。

 それを覆さないとどうにもできない。


 ウオーウオーウオー!!


 そんな風に気合いを入れて叫んでるゼーファス達。大きな空間の裂け目を作って、そこから始祖の龍が暴れてる場所に行こうという事だろう。けどその時、ものすごい吸引力がその渦から発生した。

 そしてその場にいた神達を呑み込む。どういうことなのか? そんなのは一つしかない。それは始祖の龍からの招待状。戦いへの招待状だった。


「「これは!?」


 自分たちが出した筈の術にのまれた。それによって混乱が広がってる。そしていきなり別の宇宙に飛ばされた。一番初めにその状況を理解したのはやっぱりゼーファスだった。彼は状況を把握して力を込めた声をはっする。


「皆、戦闘準備!!」


 その言葉に皆が力を発した。声に強制力があったのか、状況を理解できてない神も強制的に力を発したような……そんな感じ。それをやらないときっとゼーファスは危ないと判断したんだろう。

 そしてそれは正しかった。もっと戦える。そう思ったんだろう始祖の龍がその力を開放したからだ。

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