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 ドラグにサバ折り神の戦い、そこにのこのこと参加しないウサギっ子は賢い。こうやって私のこの宇宙になんとか? もどってこれたのもウサギっ子が賢かったからだしね。

 カサノヴァ神の息がかかった神……そっち陣営の神の領域から無事に帰ってきた経験はきっと無駄にはならないよ。てかそっか……そう考えると、もしかしたらこのサバ折り神……もしかしたらカサノヴァ神の陣営の神……ということもあり得る。


 だって私の宇宙はマジでうまみない。聖杯くらいだろう。でも聖杯の存在は秘匿されてるわけで……それを狙って……なんて確率は低そう。それにアクトパラスやゼンマイが仕掛けた戦いで迷惑をこうむってる神が来たのかとも思ったけど、アクトパラスやゼンマイが戦いを挑んでるのは主に下位の神たちだ。

 下位の神なんてのは自分の事で……というか自分の宇宙とかを育てるのでいっぱいいっぱいだと思うんだ。外の宇宙に目を向けるなんて大変な事できるかな? できないような気がする。だからこそ、アクトパラスやゼンマイの動きはインパクトがあった筈。更に私の力が流れて竜が活性化してたわけで……


 そのせいでまだアクトパラスやゼンマイの戦火が届いてない所でも竜の活性化は起きてる。だから私の所に攻めてくる余裕なんてのは、近くの宇宙の下位の神にはなさそうとは思ってた。


 ならばこいつは……このサバ折りしてる神は……カサノヴァ神の回し者という可能性は高くなる。私も死んで、ヴァラヴァレレイドは目の前にいて、ズラララバライトも死んでるとなってる今、私の宇宙に戦力なんてほぼ無いと見越しての行動なのかも。


 流石にカサノヴァ神達だって、ヴァラヴァレレイドと戦って楽に勝てる訳はない。だからこそ、もっと回り込んだ策を取ってきたとは考えられる。ヴァラヴァレレイドが守る物……それをなくすことで戦う意味をなくそうとしてるのかも。


 実際宇宙が無くなってもヴァラヴァレレイドが止まる保障なんてのはないだろう。けどあいつはとれる手は取ろうとする奴だしね。もしかしたら今もあふれ出てるエネルギーに興味がわいたのかもしれない。なにせ私もズラララバライトもいないのに、宇宙から溢れるエネルギーは十分に興味を惹く対象になるだろう。


「んん……」


 ウサギっ子がエロい声をあげてる。その体に膨大な力を受け入れてるからだ。荒い息……そして紅潮する頬……どこをみてるのかわからない瞳。本当なら今すぐにそばにいって、ちょっと口からこぼれてる涎をなめたい。


 うう、こんなエロいウサギっ子を間近で堪能できないなんて!! あの神、許すまじ!!


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