表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2123/2420

&188

 私達が新生宇宙で色々とやってる間にも現宇宙の方では色々と起こっていた。それは徐々に広がりをみせて、最初はそれこそ辺境の一事件……一騒動……それこそいうなれば米騒動……くらいだった。

 なのにそれは一揆になり、事変になり、合戦になり戦争となり、そして今や全てを巻き込む形での世界大戦の規模にまでなってしまった。いや宇宙を舞台にしてるんだから、これは宇宙大戦……といったほうかいいだろう。

 けどそれでも実際宇宙はひとつでも広大なんだから、宇宙大戦といっても、それは一つ二つの宇宙を舞台としても宇宙大戦と呼べるかもしれない。でもこの大戦は正真正銘、宇宙全体である。そこまで広がってしまった。ついちょっと前までは中位の神の宇宙を巻き込んだかな? くらいだった。けどそこでヴァラヴァレレイドが暴れ出した。それに出てきた上位の神。そして龍。その戦火は拡大して、ついには上位の神の宇宙までも巻き込みだした。

 こうなるともう宇宙全体である。全宇宙大戦といっていいだろう。なにせ龍は別に自身の宇宙をもってるというわけじゃない。もちろん龍ともなれば、そのパートナーである神も上位のそうであるのは間違いないから、上位の神が動けば龍も動く。


 更に上位の神の更に中心に近い宇宙の領域は古龍の領域。そこまで来たら……もう完全に宇宙全てといえるだろう。けどまだ古龍は……表立っては動いてはない。でも古龍たちも動き出してはいる。なにせ……だ。なにせズラララバライトは死んだ。現宇宙ではね。


 それによってずっと……ながく保ってた均衡は確かに崩れた。なにせ古龍が死ぬ……なんてことはこの長い長い宇宙の歴史の中でも一回あったかなかった……くらいである。


 もう遠い昔過ぎて誰も覚えてない……そんなくらいの事件。それが古龍が一体欠ける……ということだ。なにせ古龍は膨大なエネルギーを内包してる。そしてその知識だってそう。そして後続では絶対に追いつけない経験。

 それらが失われたのは宇宙全体の損失……とおもわれる。そしてそれを知ってる古龍達は緊急会議をしてる。


 でもそんな深刻な感じの古龍達はしらない。その死んだはずのズラララバライトは全く別の新生宇宙で新たに生を受けたことを。けどきっと近いうちに知ることになるだろう。この騒動の中で古龍達も無関係ではもういられないんだから。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ