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『儂も失礼するぞ』
「どうぞ。てか二人にはちゃんと感じてもらいたいしね」
そういって私はズラララバライトにも許可を与えるよ。私の宇宙……いや宇宙未満の場所。それをちゃんとした宇宙にするためには様々な意見が必要だと思う。私だけじゃもうどうしようもないっていうか? 実際私はあのままではどうしようもなかったんだ。私がこっちの宇宙に戻ってこれたのはとても運がよかった。
子宮の位置なら新たな宇宙のエネルギーを生み出すことが出来た。けどそれをただばらまいたとしても宇宙にはならなかった。何かが足りなかったんだ。私はもう一人ではお手上げ状態だった。だからってどうやったらあの宇宙から出たりしたらいいかもわかんなかった。だから私は逆転の発想をした。出れないなら、内包したらいいじゃない。それは子宮というキーワードがあったから思いついたことだ。だって子宮ってそもそもが命を育む場所であり、そして誕生する場所だ。
そして子宮を通せばエネルギーを生み出すことができた。ならば……だ。ならば子宮にこの場所を、この宇宙を収めることが出来たら、現状維持くらいなら出来るのでは? と思った。いや、宇宙を内包できる子宮ってなんだよ? って言われたら私だって意味が分かんない。けど、私は神だ。しかも始祖の神。この宇宙の生みの母なのだ。ならば……出来るかもしれないじゃん。私のお腹になら……子宮になら宇宙を内包させることが!!
そもそもがあの宇宙は謎だったんだから、やってみるしかなかった。そしてうまくいったというわけだ。まあ私の完璧なスタイルが崩れてしまってるが……けど妊婦のようになってても私は私。とても綺麗で美しい。むしろこのお腹に宇宙があるんだから、さらになんか美しくなったような? 宇宙を宿してる妊婦がほかにいようか? いやいない!! そう断言できる。
「大変だっだんだからね。もう戻ってこれないかと思ったくらい」
『お前のそこに押し込めることでなんとかしてる……という事か?」
「そう、みたい?」
実際詳しい事はわからない。なんかやってみたら出来た……だからね。けど私はちゃんとこのお腹に宇宙があるのがわかる。感じるのだ。けどどうやらズラララバライトもヴァラヴァレレイドも私の宇宙を感じることはできないみたいだ。けどそんな中、ドラグだけは違った。




