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「私の中が特別?」
その可能性はあると思った。だって私はかわいい。特別かわいい私の中が特別なのは何もおかしなことではない。けど実際、手から出してたのも私の中から出してたんだよね。
なのにこの違いである。手から出してるのと口からだしてる……その違いなのかな? でもそれで……こんなに違うものか? 私は一生懸命深呼吸しながら考える。ただスーハースーハーとしてるだけだとなんかつまんないから、私は両手の運動も加える。呼吸に合わせて左右に広げて上にもっていき、また吐くときに今度は逆の動きで腕を下におろす。
ついでにてっぺんに腕が来るときに爪先立ちにして伸びもして頭のスッキリ感も増すというね。
(何が違うのか……)
なんかしつこく深呼吸してるせいで、ちょっとしたトリップ感が出て来たかもしれない。減ってたエネルギーが結構戻った気がする。でもこれって現状維持を何とか出来るようになったって感じでしかない。
まだ宇宙として完成してない。宇宙としてパンパカパーン! とお披露目できない。
(私は今、吸った力を全身に巡らせる事を意識してる……これがいいのかな?)
腕から出すときの意識は、私の中の力を腕に集中させるような……そんな意識をしてた。けど今は違う。一回吸った力を喉から肺を意識して、更には胃……さらに腸、なんならさらに全身にくまなく生き渡らせる意識をもって、私は再び循環させた力を口から吐き出してる。
なにせ準備運動的な体操ってのは全身の筋肉に柔軟性を持たせるための物じゃん? だからこそ、私は細胞一つ一つにも柔軟性を持たせそうと力を生き渡らせてるのだ。
まあ神である私のこの体は何兆もの細胞で構成されてる……ってわけじゃないけどね。神は生物ではないので。
けど神としての特殊性……そしてこの宇宙の始祖としての特別ななにか……それがきっと私にはある。この宇宙だってきっと私なのだ。だからこそ、私はこの宇宙と一心同体。
ぞれゆえにここは私で、私はここ……ちなみに試しに私は口だけに意識して吸って吐いてをしてみた。すると生まれるエネルギーが減った。やはり全身に巡らせるのがカギ? とりあえず私が意識できる部位を順次試していく。
すると発見した。全身じゃない。これは……
「私のお腹? ううん、子宮の場所を通るのが重要なのかも……」
それを発見した。けど実際そこに子宮は……ないけどね。




