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H196

 成層圏まで到達して肝心な所が見えない。しょうがないから私は今度は落ちるのを待つことになった。けど……成層圏まで上がった事で、大きなマナの動きが見て取れた。


「なにこれ?」


 世界に……この星を巡るマナは世界樹であるクリスタルウッドがその流れを制御してて、世界の隅から隅までを覆ってる……はずだ。流石に私もそんな全部をしっかりと把握してるわけではないけど。私はどこに行ったってこの星のマナを感じる事が出来るのはそういうことだろう。


 でも……なんか半分くらいが違うマナで覆われてない? この世界の純なマナが白いマナだとすると、別のマナは荒々しい赤いマナだ。まあこういう風に見えるのも、私だからという部分が大きいと思うけど……でもある確実に。

 前に星が迫って来たときに、その星のマナがこの世界へと入ってきてた。れに似てる。けど……


(星はもうないはずだけど……)


 なくはない。空には無数の星がたしかにある。けど、この星に攻めてきてる星はないはずだ。なら一体……あの赤いマナはどこから来たのか……私は目を凝らすよ。


 薄く漂ってるけど、濃い部分は明らかにある。発生源が濃くなるのはどうしようもないなら、そこが確実に中心の筈。


(でも……これだけ広がってて気づかないなんて……)


 私はまあそこまでいつだって意識を世界に向けてるわけではない。そういうのはもっと世界に溶け込んでる奴に任せてる。うん、だからこれは私の怠慢ではないな。

 でもこうやって気づいた今でも……クリスタルウッドを通しても、真っ赤に見えるところにもちゃんと有るように感じるぞ。


「大分親和性が高い?」


 前に侵略してきたマナはそれこそガツガツくるかんじて、ちょっとでもこっちの領域を侵害して来たら、すぐに分かる感じだった。でも今回の赤いマナはそうじゃない。ほぼわからない。

 こうやって見えてるのに、感じる事がでない。不思議な感覚だ。


「私、不感症になったわけじゃないよね?」


 思わずそんな事を思ってしまう。とりあえずこの事はメルの奴にマナを通じて伝えておく事にする。その発生源は一応視界に収めたから、後でアンティケイドのログを取って、解析しよう。


 え? 私が今見たんたからわからないのかって? そんなのわかるわけない。だってそんな大陸の隅々までなんて覚えてないし! とりあえず今はオウラムがどうなったかだ。私はある程度、落ちた所で、なんとか国を守ってるオウラムを見た。

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