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H187

「ほっはっ!」


 私は自分の優秀さが怖くなる時がある。そうこう言うときだ。可愛くて綺麗でそれでいて優秀って……なにか自分には弱点というものが存在するのだろうか? ゴメンだけど、見当たらない。

 まあ可愛すぎるっていうのが弱点かもね。今アンティケイドの体では顔がないから不気味なだけだけど……私自身には弱点なんてないね。


 私自身の体ほどに私の力への態勢がないアンティケイド。私はそもそもが力を調整するってのがとても苦手だった訳だけど、なんとかなった。別に何か難しい事をしたわけでも、身につけたわけでもない。


 一応、私だって勉強して、魔法の事を学んではいたけど、深い所は全然出し、ここらへんで応用できる様な事はない。けど要は気持ちの問題だと私は勝手に思ってる。


『気持ちの問題魔法理論』を私は提唱してるからね。まあ要は私クラスの神レベルになると、気持ちでなんだって出来るから――って事だ。


 まともに魔法を研究して心理を探求しようとしてる学者連中には受け入れがたいかもしれないが、だってこうやって出来てるし……ね。


 もしかしたら学者の奴らは魔法と言うのを神聖視しすぎてるのかもしれない。だから辺に頭が凝り固まって、魔法という万能の力の幅を狭めてるのかも。私のように適当に使う方が魔法と相性がいいまである。


 とりあえず無理矢理に力を抑える抑える……とばかりさっきまでは考えていたが、それはやめた。おさる事はしてない。面倒だからね。

 私の本当の体の様に丈夫でもなく、マナのめぐりだって悪いけど、私は留める事をやめたのだ。ようは普通は魔法を使うとなったら、自身の魔力を集めて現象をひきだす為に命令を下し、そして発言させるという流れだ。その集めた魔力とかで威力が決まり、そして集めた文だけ魔力は体内からなくなる。


 そういう常識は私には必要ないのだ。そもそも私の魔力は限りなく無限だ。そしてそれに耐える事がこのアンティケイドの体では出来ない。普通なら貯めるとかして魔力をとどめて魔法を使う訳だけど、この体ではちょっととどめたら、そのちょっとが通常の何倍、何十倍の私の力には耐えられないのた。

 だから貯めない。てか、それでも全然魔法使えるし。体を強化だって出来る。はっきり言って全然効率的ではない。なにせ垂れ流してるだけだからね。


 てか普通なら魔法を発動なんて出来ないだろう。でも私は出来る。魔力が枯渇することもない。余裕である。そしてアンティケイドの体にも負担はない。最高だね! 私は幼女のスピードとは思えない速さで森を駆けてた。

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