表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/35

4 旅立ち

いよいよ本格的な冒険が始まります

 翌朝、別れを告げようとカイを探すと、すっかり旅支度をしたカイが待っていた

 「よし行くか」

 「えっ」

 「ほら、何ボーとしているんだ、行くぞ」

 「いいのか」

 「昨日、急いで片づけしたんだ」

 2人は連れだって洞窟を出た

 「どこへ行くんだ」

 「オークの群れを見てみたいと思ってるんだ」

 「なるほど、それなら東の森だな」

 魔物を撃退しながら2人で並んで平原を横断していく

 カイは強く頼りになった

 「カイっていくつなんだ」

 「30位かな、正確に数えてないからな」

 「ドワーフの寿命はどれくらいなんだ」

 「300位かな、事故や魔物に襲われて死ぬ奴も少なくないから平均するとその半分くらいかもな」

 「300歳か、長生きだな」

 「オークだってそのくらいは生きるぞ」

 「俺って今3歳くらいなんだよな300年そのまま残ってるんだな、長いな」

 「変な奴だな、一般的な話だろ、明日死ぬかもしれないのに長いも何も無いだろ」

 《確かにそうだ、先のことなど考えるだけ無駄だな》


 カイは俺のシッポを触るのが好きだ

 細くて短い、肛門の上から生えていてクルッと一回転している

 全体は短い毛でおおわれていて先端にだけ長い毛がフワッとなっている

 俺は相変わらずパンツも履かず全て無防備に晒している

 シッポを弄られると気持ちが良く、すぐに反応する

 シッポは人間にはない部分だが今では意識して動かすことも出来るようになった

 座ったりして擦れても特に気にならないのだが、意識すると途端に性感帯になる不思議な部分だ

 カイは俺のシッポを弄ったりしゃぶったりする

 甘噛みされたりすると最高に気持ちが良い、しっぽだけで達してしまう事も珍しくない

 発情期でもないのに俺達は毎日交尾をする

 俺はもっぱら雌の役だ

 俺の体液は飲み物として朝晩提供している

 先っぽをつまみグリグリしたり玉をモミモミされたり

 オークを飼っていただけあって短時間で放出させるツボを押さえている

 「旨いのか」

 「慣れるといけるな、うちのオークのより旨い、水っぽいから飲みやすい、なによりお前が気持ちよさそうなのが良い」

 確かにミルクなのだろうが出る場所が場所なのでチョット引く


 ドワーフの里から離れ1週間、カイは衣服を身に着けなくなった

 俺とは違って大きいモノは歩く度にブラブラしている

 「最近ズボンを履かないんだな」 

 「お前だって履いてないだろ」

 「俺は履かないんじゃなくて履けないんだ」その辺の事情は話してある

 「お前を見てたら、良いなって思ったんだよ、褌洗う手間もいらないしな、どこかの町に着いたら履けばいいだろ」

 「ブラブラして邪魔じゃないか」

 「邪魔な時も有るが気持ちいいよな、俺の裸を見せられるのは嫌か」

 「そんな事はないけど、しゃがむと先が地面に付いたりするから、ちょっと心配」

 「慣れれば、何とかなる」


 2人で旅に出てひと月が経ったが魔物以外に遭遇する者はいない

 カイは退屈しのぎに色々と提案してくる

 今は俺を罪人にみたてて後ろ手に縛られて引っ張られるというシチュエーションだ

 有事の際に備えて縛ってはいないが腕は縛られいる演技をする

 「ほらしっかり歩けよ」

 縄ではなく一物を握って引っ張られる

 扱くわけではないが握られているだけで気持ちがよくトロトロとミルクが漏れ出る

 「もう、いかせてください、お願いします」

 「なんだと、連行されているのに何を言ってるんだ、我慢汁を垂れ流しやがって淫乱豚が」

 本当に豚なのだ

 「豚のチンコを扱いてください」

 「ダメだな、そういう奴はお仕置きだ」

 カイは俺の後ろへ回りケツへ太いのをズブリとをねじ込んだ

 「ブヒー」思わず喘ぎ声が漏れ精液を吹き上げる

 後ろから何度も何度も突き上げられそれに合わせてビュッビュッと射精する俺

 なんかスゲー楽しい

 すっかり調教されている気がする


 湖を見つけた

 とても澄んでいて鏡のようである

 見とれていると、いきなり魔物が襲い掛かってきた

 デカイ蜘蛛のような奴だ動きが素早い

 すぐに戦斧を取り出し戦闘態勢をとる

 カイも剣を構えている

 蜘蛛は足を高く持ち上げ槍のように突き出して攻撃してくる

 俺はそれを受け止めたが力が足らずそのまま腹を貫かれた

 《グェェ、痛てぇ》

 カイは俺を貫いた足を横から切り落とした

 俺は腹に刺さった足を抜き放り投げすて立ち上がる

 「大丈夫か」

 「俺は平気だけど、お前は気を付けろよ」

 力では勝てないのが分かったので素早さで攻撃をかいくぐり足を切断していく

 旅の道中、カイに斧の使い方を教えてもらい、だいぶさまになってきている

 カイとはあまり離れずいつでも身を挺して庇えるようにする

 カイは俺と違い刺されたら即死だ

 傷ついたカイに回復薬をかけてやる

 回復系の呪文位覚えたいものだ

 ずいぶん時間がかかったが何とか倒すことができた

 「お前、3回位死んでただろ」

 「いや、4回だ、もっと修業しないとだな」

 カイは疲れて息も絶え絶えだ、最後の回復薬を飲ませる

 「いゃー、お見事!!」

 木の陰から男が姿を見せた。

 《誰?》

 「今のは、湖にやってくる奴を片っ端から食う困った奴なんや」

 「2年位前から住み着いて難儀してたんや」

 「わいは商人してるボブ言います」

 俺を無視してカイの所へ行き話しかける

 「あんさんはドワーフやね、珍しいわードワーフの旅人とは」

 でっぷりと太った男は30位の人間? 旅人の服を身に着け大きな荷物を背負っている

「そちらはペットですか、一緒に戦っていたようやが、イヤー素晴らしい、あれだけ戦えるオークを初めて見ましたわ、まだ子供やね、どんな訓練したんや」

 「別に、普通の稽古だよ」

 カイが不機嫌そうに答える

 「わい旅の商人をしてるんやけどチョイチョイ魔物に襲われることが有るんや、魔物除けのアイテムも使ってはいるんやけど大変なんや」

 「うるせぇーな、俺には関係ないだろ」

 「良かったら、そちらのオークを売ってほしいんやけど」

 「はぁ、何言ってるんだ」

 「不躾で申し訳ない、10万でどうや」

 《見た所、人間の様だが…》

 「なんか、獣臭いな」

 俺が言うとギョっとしたようにこちらを見る商人

 「あンさんがしゃべったんでっか?」

 「オークがしゃべっちゃいけないのか、ちなみに俺はペットじゃねぇーからな」

 「こりゃあ驚いた」

 「おまえ人間じゃねぇーだろ」

 「な、何故そんな事を」

 「言葉づかいが変だし、人間とは全く違う匂いがする、俺達をだまして食うつもりか」

 「な,何言うてまんねん、そないなことするわけないですよ」

 「まぁいいや、俺は買われるつもりはない」

 「売る気もないな、食われるつもりもない」

 2人で立ち上がると戦闘態勢に入る

 「待って、わいはタヌキ獣人や、商人してるのは嘘じゃなでぇ」

 「人間のフリをした方が商売がしやすいから」そう言ってタヌキの姿になった

 「本当にタヌキだ、信楽焼みたいだな」

 「人間には見破られたことないんやけどなぁ」

 「俺も気づかなかったぞ」

 「俺は鼻が利くからな」

 「ダイには助けられてばかりだな」

 「オークさんはほんとにオークなんでっか」

 「ほかの何に見えるんだ」

 「しゃべるオークなんて見た事ないし、普通は犬レベルの知恵しかないでしょ」

 「タヌキだってそれほど頭は良くないだろ」

 「そうですね、確かに商いが出来るレベルは数が少ないです」

 「ちなみに、オークさん、12Gの回復薬を5個買うといくらになりますか」

 「60だろ」

 「こりゃたまげた、即答かいな、凄いオークでんなぁ」

 「俺の名前はダイだ」

 「こりゃ失礼、ダイはんは見た所、子供のようですけど何歳なんや」

 「うるせーな、売らねぇーって言ってんだろう」

 「それはわかったさかい、もういいねん、ここから先は好奇心や食べ物もあるさかいチョット話をさせてんか」

 まぁ、あまり強そうではないし、腹も減っているので話位なら良いかという事になった

 俺達は近くの草むらに座りボブが出した食べ物を食べながら話をした

 タヌキたちは山の中で薬草などを取って人間に売っているらしい

 売れた金で物を仕入れ違う町へ行って高く売る

 それを繰り返して必要なものを手に入れているのだそうだ

 「人間は危険な旅はしたがらないので結構儲かるんやで」

 「そうか、うちの里にもめったに人間が来ないのはそういう事か」

 「人間は弱いですから」

 「強い武器は持っているけど一匹なら怖くない」

 「けど、すぐに群れで襲ってくるから厄介なんや」

 「そういうもんなんだ」

 「ダイさんは気を付けた方がええよ、人間は狡猾で残酷やから捕まるとひどい目にあいまっせぇ」

 「オークは家畜だからな」

 「お前の変身は魔法なのか」

 「半分正解です、わいらの特殊スキルで魔力を使用して変身するんや」

 「魔力が有るんだ」

 「オークも魔力は有るやろ」

 「そうなの」

 「匂い分析能力はオークのスキルですが魔力を消費する」

 「タヌキは物知りだな」

 「魔力が有るってことは魔法も使えるのか」

 「わいは魔物除けと軽い回復魔法が使えまっせ」

 「凄いな、タヌキのくせに」

 「わいはこう見えても200歳や、100歳から商売を始めて、あっちこっち旅したんや」

 「タヌキの寿命はどれくらいなんだ」

 「500年くらい生きる者もおるよ」

 「長生きなんだ」

 「俺も魔法が使えるようになりたいんだけど、どうすれば使えるようになるの」

 「そやね、ワイはこれから東の人間の町に行くんやけど、そこまで護衛をしてくれたら教えてあげましょう」

 「おおっ、商人ぽいな」カイ

 「何日くらいかかるんだ、途中にはどんな危険が有る?」ダイ

 「うっ」

 「魔物除けと回復魔法が使えるお前が護衛を必要とするという事は結構ヤバイ魔物が出没するという事だろ、それもかなり遠いと見た」

 「す、鋭い」

 「ダイは抜け目がないな」

 「ここからひと月ほどの所にある山を越えるんや」

 「山の中の魔物は今の蜘蛛と同程度でわいの魔物除け呪文では避けきれのや」

 「それじゃあ無理だな、蜘蛛を倒すのでも大変だったんだ、こんなのがうじゃうじゃ出てきたんじゃたまらないよ」

 「強いのはそう多くはおらへん」

 「お前は俺達と会わなかったらどうやって行くつもりだったんだ」

 「それはその、強力な目くらましアイテムと魔物除けが有りまして」

 「そのアイテムっていくらだ」

 「それはその…」

 「アイテム温存しようとしてただろう」

 「さっき俺を10万で買うと言ってただろ、という事は」

 「わかった、わかりましたよ、魔法を使えるようにする方法を教えるのと10万はらいましょう、いかがですか」

 「それならいいんじゃないか」カイ

 「そうだな、俺が魔法を使えるようになるまで面倒見てくれるなら」

 「それはちょっと」

 「やっぱり、方法は有っても俺には無理って落ちだろ」

 「わかりました、出来るだけ協力しますが、覚えられると確約はできひんでぇ」

 「それでいいよ、よろしく頼む」


 3人で街へ向かうことになった

 「戦闘時は俺が先頭でカイがサブ、ボブは隠れて回復を担当よろしく、俺には回復魔法が効かないから回復薬を頼む」

 「回復薬って結構高いんやで」

 「1回分いくらだ」

 「1000です」

 「いいよ、使った分は報酬から引いてくれ」

 「毎度あり」

 「普通のタヌキ獣人てどんな暮らしをしてるんだ」

 「山の中でひっそりと暮らしています」

 「スローライフってなもんですな、裕福ではないがそれなりに幸せな感じやで」

 「みんな化けられるの」

 「ワイみたいに上手いこと出来るんは稀や、練習すれば上手くなるんやけど怠け者が多くてな」

 「なんかタヌキにボブって変な感じだな」

 「元々名前なんかあらへんのや、人間に混ざった時に便利やさかい適当に付けた、だいたいオークだって名前なんかあらへんやろ」

 「そうだな、カイに付けてもらったんだ」

 「ボブはなんで商人になったの」

 「ぶっちゃけ何でもよかったんや、退屈な里を飛び出して色々見て回りたかっただけやから、人間に化 けて人間の町に行ったらあいつらええもん食ってて、食いたかったら金払わないかんちゅう事で金稼ぎ初めたっちゅうこっちゃ」

 《こいつが中途半端な関西弁なのはどういう設定なのだろう》

 「気になってたんやけど、あんさんら、なんで裸ないんや、オークかて腰布位巻いてるのが普通でっしゃろ、ドワーフならズボン履いてるやろ」

 「やっぱ変かな」

 「オークはともかくドワーフは変やね」

 「良いさ、ズボンも持っているからいざという時には履くから」

 「タヌキ族は服を着て暮らしてるのか」

 「季節にもよりますが簡単なものを着ますよ、最低でも褌は付けておる」

 「オークは人間にとってペットや家畜や、野生の物は腰巻しておるが人間の町にいる奴は何も身に着けていないのが普通やね」

 「どちらにしろダイさんのように防具を身に着けて普通は隠す部分だけ隠さないのはかなり不自然やな」 

 「それなら何も身に着けていない方が自然という事か」

 「自然と言えば自然やね」 

 「人間はとにかく何でも食いよるから、オークやタヌキなどはすぐに食べられてまう」

 「せやから 人間の町にはいる時は正体を隠す必要が有るんや」

 数日歩くと森に入りさらに数日行くと登りがきつくなった。

 カイはボブがいるのも気にせず俺のチンコをしゃぶり、ケツを犯す。ボブは特に興味を示さず何も言わない。

 「ボブはしなくていいの」

 「今は発情期じゃないんや、そういう気分にはなれへん」

 「オークもドワーフも発情期は年に1回だったと思うんやけど今が時期やったか?」

 「いや、そうではないのだが」 

 「人間は年中発情しているのでオークをペット兼雄の性処理に使われるのは有名な話や、その場合オークが発情しているかどうかは関係なく使われるわけゃが」

 「俺が使っているというわけではないぞ」

 「俺達は人間と同じ様な体質なのかもな」

 「特異体質やね性を多く消費すると寿命が短くなる傾向が有るそうなんで注意した方がええかもしれへんな」

 「そうなのか」

 「具体的にはどのくらい縮まるんだ」

 「まあ、1割程度ってとこやね」

 「1割か、微妙だな、5割と言われればかなりまずいと思うが1割だと「まあいいか」」

 「1割もわかるんでっか、寿命が300の場合1割減るといくつになりますか」

 「270だろ、2割なら240だな」

 「あんさん、ほんまにオークかいな」

 「どうだろうな、自分でもよくわからんが」

 「どう見たってオークだろ、ケツの具合も、うちにいたオークと似ているし」

 「しゃべるだけでなく計算もできるし、駆け引きだって出来るオークなんて聞いたことあらへん」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ