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16 ダンジョン

 道は少しずつ上りになり山に近づいているようだ。

 「なんかあるぞ」

 「扉みたいだ」

 唐突に現れる扉

 「ダンジョンかな」

 「ダンジョンだろ」

 「ダンジョンなんッスか」

 「初めて見た」

 「魔族は何か知ってるかな」

 「あいつか、忘れてたょ」

 「おーい魔族、いるかー」

 目の前に黒い霧が渦を巻き魔族が現れた

 「なんだ」と偉そうに宙に浮かび見下ろしている

 「うわっ、なんっすかこれ」

 「魔族だよ」

 「俺は魔族には間違いないが「ディア」という名前が有る、名前を呼ぶことを許そう」

 「偉そうに、お前このダンジョンのこと知ってるか」

 「ダンジョンの中の事は知らん」

 「何だ役立たずだな」

 「失礼な奴だな、扉に書いて有るのを読めば大体の事はわかるだろ」

 「これって文字だったんだ」

 「模様だと思っていた」

 「文字も読めんのか、野蛮人はこれだから困る」

 「なんて書いて有るんだ」

 「ここはドラゴンのダンジョン、信念を持つものは入るがよい」

 「ドラゴン、難易度は7という所だな」

 「何段階」

 「10段階だ」

 「お前のダンジョンはいくつ位なんだ」

 「5位だな、ちなみにピラミッドは8だぞ」

 「あれよりはマシなんだ」

 「わかったよ、ありがとう」そう言うと黒い霧になり消えて行った

 「兄貴達って魔族とも友達なんっすか」

 「友達ってわけでもないが、契約してるんだ」

 「スゲー、冒険家っすね」

 「とにかく、入ってみるか」

 扉を開けると広々とした通路が真っすぐに伸びている

 カイが鎧を装備、人間達もそれに倣った

 俺を先頭に先へ進む

 「いつまで続くんだ」

 「そろそろ夜だな、ここいらで寝るか」

 「ダンジョンの中で寝るんッスか」

 「ダンジョンは広いからな、攻略まで何日かかるかわからんぞ」

  ダンジョンはただただ真っすぐ続き、時々魔物が襲ってくる

 魔物は獣系でオオカミや牛、ライオンといった感じのラインナップで食料になる

 長丁場でも耐えられる

 トビーとドーガの鎧はカイが打ち直しを行い防御力が向上しているため獣の爪に引き裂かれることもないが叩きつけられたりすれば中身に大ダメージを受ける

 修行には丁度良い相手だ

 魔物が出るたびに二人で戦わせるが中々勝つことが出来ない

 俺達がダメージを与え二人にとどめをささせる事によりレベルが上がる

 「お前ら、だらしないな」

 「この防具がなければ毎回死んでるぞ」

 「ここの魔物は強すぎッスよ」

 「素早いし、力も有る」

 「兄貴はそんな足枷を付けて、なんで素早く動けるんっすか」 

 「それもそうだが、俺は魔法が使いたいなぁ」

 「贅沢言うなよ」

 「そうッスよね、魔法を教えてもらうのにはスゲー金がかかるって言うもんな」

 「そういえば兄貴たちはなんで魔法が使えるんっすか」

 「そういえば、色んな魔法が使えるッスよね、大司祭でもないのに」

 「ドワーフは仲間内で伝承するんだ、簡単な魔法だけだけどな」

 「こいつは突然変異だな」

 「魔物はスキルとして遺伝するらしいッスよね、生まれつき持ってるみたいな」

 「良いなぁ、俺も魔法が使いたいなぁ」

 トビーとドーガは半強制的に魔物と戦わせられ毎度瀕死になる

 そのおかげで痛覚軽減のスキルを得た

 「スゲー、スキルが付いたぜ」

 「最初に覚えたのが「痛覚軽減」ってなんだか可哀そうだな」

 「よっぽど痛い目にあったんだな」

 「他人事の様に言わないでほしいです」

 「そうっすよ毎回、骨折やら内臓破裂やら滅茶苦茶痛いんッスよ」

 「ステータスを上げないと旅人なんかできないからな」

 ダンジョンに入ってひと月ほどが経った

 ボブが合流する

 「なんや、またダンジョンかいな」

 「嫌ならかえっていいぞ、このダンジョンは居心地良いし食料も事欠かないからな」

 「何言ってますの、お宝の匂いがプンプンしてるのに離れるわけあらへん」

 「宝が有るんッスか」

 「時々、宝箱有っただろ」

 「薬草やらが入ってた奴」

 「ゴールが近そうなのか」

 「そうやな、この先1キロってとこや」

 「お前ってタイミング良いよな」

 「最後はドラゴンだったよな、お前ら勝てそうか?」

 「無理っすよ」

 「総力戦だな」

 「お前らは後ろから支援を頼む」

 ラスト感漂う大きな扉が正面に現れた

 扉を開け中に入ると自動でドアが閉まった

 もう逃げられない

 広々としてガランとしたスペース、正面に体長5メールの緑色のドラゴンがいた

 「強そうだな」

 「こいつは風のドラゴンやね、風魔法が得意や土属性が弱点や」

 カイは鎧と剣に土属性を付与、俺は真っ裸に鎖斧だ

 ドラゴンはひと羽ばたきして浮かび上がると、ものすごいスピードで突進、ぶつかる直前に急上昇、短剣の様な物が無数に俺達に襲い掛かる

 カイの鎧は全てを弾き、俺はかわし切れなかったものが胸や足に刺さった

 「すげーな、早くてビックリした」

 「大丈夫か」

 「問題ない、部屋を分断するぞ」

 ロックウォールで壁を作りドラゴンを閉じ込める

 ドラゴンは壁を攻撃し破壊するがその隙に俺の各種アローがドラゴンを襲う

 着地した瞬間に俺達の斧と剣がドラゴンの首をとらえる

 しかし、切れない

 ドラゴンの鱗は滅茶苦茶固い、少し傷を付けたが、切り落とすまでには至らない

 ドラゴンの爪は鋭くカイの鎧でも無傷とはいかない、後方から回復薬などをドーガ達が振りかける

 「カイ、剣で切るのは無理だ、突いて貫け」

 「オウ」

 カイが突進していく、俺は体を回転させ遠心力を利用し力の腕輪全開フルパワーで首を討ちに行く

 カイの剣がドラゴンの逆鱗を貫き、俺の斧がドラゴンの首を吹き飛ばす

 ドラゴンは風になって消え、辺りには竜の鱗と宝箱が5つ現れた

 「宝は人数分出て来るんだね」

 「スゲーッ」

 ドーガ達が喜びの声を上げ駆け寄ってくる

 「兄貴達、強すぎッスよ」

 「ドラゴンを二人で倒しちまうなんて伝説級だよ」

 「そんな事は良いから、お前ら、宝箱を選べ」

 「俺達も貰えるんっすか」

 「折角来たんだからほしいだろ」

 「ヤツターッ」

 二人は散々迷った挙句、各々宝箱の前に立った

 俺達は迷うことなく近くの宝箱へ歩み寄る

 「よし、開けるぞ」

 一斉に宝箱を開ける

 トビー「素早さの靴」

 ドーガ「守りの指輪」

 ボブ「知力の種」

 カイ「力の腕輪」

 ダイ「理力の鼻輪」

 トビーとドーガはステータスの底上げが図られ大喜び、ボブは種を食べる事により基のステータスが上がる貴重な物、カイは俺のと同じ力が上がる腕輪だ

 「鼻輪ってなんだ」カイが笑いをこらえながら聞く

 「兄貴、装備してくださいよ」とトビーが笑う

 俺は大きく突き出た鼻の穴と穴の間にワッカを嵌めた

 「似合うか」とみんなの方を向くと一斉に大笑い

 「似合いますよ」

 「お前のための装備だな」

 「守りの指輪で良かったッス」

 「そこに紐を付けて引っ張ってもろたらどうです」

 「てめぇらー、ウオーターキャノン」

 全員めがけて水をぶっかける

 「ビジュアルはともかく、魔法効果が1.5倍、MP使用量が1/2になるってスゲー良いアイテムだ」

 「せやなぁ、ビジュアルはともかくとして物凄く良いアイテムやで」

 「ドーガ、おまえつけてみろ」

 「俺っすか」

 可愛い丸顔の小ぶりの鼻にワッカがハマる

 「無茶苦茶邪魔っすね」

 「こんな賢者がいたら嫌だな」

 「そういう意味でもダイ専用アイテムと言っても過言ではないな」

 元々顔がデカイし鼻もデカいから、さほど邪魔ではない

 「なんか、チ〇コとか尻尾とか鼻とか遊ばれているような気がする」 

 「兄貴達ってほかにも色々アイテムとか持ってるんッスか」

 「兄貴のチ〇コのリングとか尻尾のリングってオークのおしゃれだと思ってたけど」

 「特別なアイテムだったりするんですか」

 「まあな、チ〇コはともかく尻尾は俺専用と言っても良いかもな」

 「ドワーフでその鼻輪付けてたら完全に変な奴だな」

 「人間でもそうッスね」

 「オークは良いのか」

 「オークは首輪してる奴も少なくないし、鼻は弱点でも有るからそこにワッカを付けて引っ張るのは良いかもしれないぞ」

 「鼻って弱点だったんだ」

 「鼻を掴むとおとなしくなるからな」

 カイが俺の鼻を掴むと体から力が抜ける

 更にナデナデされると快感が…

 「兄貴が淫乱モードになったぞ」

 「鼻って気持ちいいのか」

 「気持ちいい、チ〇コ弄られてるみたいだ」

 カイは探る様に鼻の周りや先端などを擦り俺の反応を見る

 鼻の穴の中に指を突っ込み内側を擦るとまるで尿道を刺激されているような快感が走る

 「鼻の穴の中が気持ちいいのか」

 「凄く気持ちいい」

 気持ちいいが止まらない

 みんなで俺の鼻をいじくりまわし、エロモード突入

 「あんさんら、みんなしてこんなんして、このタイミング襲われたらどうするんや」とボブがあきれる。

 ドーガの腹がギュルルとなりだす

 「アアン」と切なげな声を出し寝たまま足を抱えて腹の中の物を勢いよく放出する

 股間に埋もれたモノから精液がにじみ出てくる

 前に俺にケツを掘られ浣腸の様な状態になり、我慢する苦しさと排出時の快感に目覚めてしまったらしく、度々このようにする

 最近ではトビーにケツの中で小便をしてもらい、浣腸を楽しんでいるようだ

 初めの頃は普通にしゃがんで排泄していたようだが最近では横着になり寝たまま垂れ流してたり立ったまま放出したしている

 一休みしてからダンジョンを進む

 戻るのではなく先へ進む道が有ったのだ

 「「竜の鱗」はどうします」ボブ

 「あれを材料にして装備を作ってみたいんだが、流石に作業場が必要だ」カイ

 「凄いのが出来そうでんな」

 「ダイの鎖斧も改造できるだろ」

 「作業場は難しい問題でんな」

 「別に急がなくても良いだろ」

 数日間まっすぐなダンジョンを歩きやっと出口にたどり着いた

 そこは何と山脈を突き抜けた向こう側だった

 「抜けたな」

 「近道だったんじゃない」

 町はすぐ近くだ


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