「んあ............?」
補足
黒の学ランは渡した時に特にサイズとか測らなかったためかなりぶかぶかです
俺は学校の中に入っていく
昇降口は一年生の所が一瞬わからなかったがすぐ見つけ、靴を入れて上履きを履き、そのまま3階の一年生の教室まで歩いて行く
クラスは手前から順にF、E、D、C、B、A、Sの順になっていてなんか悪意を感じた
だって、Fクラスの人とかかわいそうな感じがする
クラスって平等に決まっているのに
..............平等だよね?
明らかになんかクラス分けで何かが分けられている感じがしていてならない
ちょっとドアの隙間からチラッとCクラスの教室の中を覗いてみる
クラスの中は35人くらいのどこにでもありそうな教室だった
ちょっとホッとした、普通のクラスで
でもこの中に勇者と呼ばれる人たちがいるかもしれないと考えるとまず見つけるのが難しそうだな
そんなことを考えながらSクラスの扉を開く
俺のクラスは椅子が9つしか置いていなかった
................明らかに少なくね?
ま、まあ最後のクラスだしそういうこともあるのだろう
頭の中に嫌な考えが浮かぶがすぐにそんなわけないと否定しながら俺の席を探して座る
俺の席は窓側の1番後ろだった
めちゃめちゃ嬉しい
今のところ席に座っているのは俺以外で小柄な、まあ俺よりは背高いだろう少女とすごくクールそうなイケメンな青年だけだった
俺はまだ始まるには早い時間なのでとりあえず最近寝不足なので寝ることにした
〜※〜※〜※〜※〜※〜※〜
俺が目を覚ますとちょうど始まるくらいだった
席も全部埋まっている
チャイムが鳴ると担任らしい人が入ってきた
「みんな、おはよう。私はこのSクラスの担任をさせてもらうデゥールだ、よろしく頼む」
そう中肉中背の先生は言った
男の先生で別にイケメンでもなくブサイクでもない普通のどこでも居そうな先生だった
髪は藍色で目は黒だった
「それではとりあえずみんなに自己紹介でもしてもらおうかな。じゃあ君から」
先生は右端の少年を指名した
そういえば入学式とかやってないな
そんなくだらない考えをしながら少年の自己紹介を聞く
「俺の名前はビル・ドラドだ、剣術が得意で実技試験の時に試験官を倒したんだ。まあそれ以外あまり得意じゃないが。そんなこんなでよろしく」
そうビルという少年は自己紹介をした
ビルは剣を使う割には背はやや低く、165cmくらい
髪と目は赤で顔はかなりの美少年で活発そうな顔をしている
次の人が立ち上がり、自己紹介を始める
「私の名前はソルム・シエルと言います。特技は魔法がかなり使えます、得意属性は光と風と炎です。これからよろしくお願いします」
シエルの背はかなり低く俺よりちょい高いくらいで150cmくらい
顔は童顔の美少女で少し気弱そう
髪は白で目は黒、髪は結構長くうなじが完全に隠れるくらいはある
また次の人が立ち上がって自己紹介をする
俺は飽きてきて、寝不足も相まってみんなの自己紹介中に寝てしまった
〜※〜※〜※〜※〜※〜※〜
「ーーーーーーい、おい!起きろ!お前の番だぞ!」
「んあ............?」
俺は担任に叩き起こされて自己紹介をしろと言われる
少し寝ぼけながら俺は自己紹介を始める
「んーっと俺の名前は赤井黒っていう。特技は特になし。まあよろしく」
適当に自己紹介をするとなんかいろんな目で見られる
主に真面目にやれとかの感じだと思う
「これでとりあえず全員の自己紹介は終わったな。次の時間はこの学校の仕組みについて説明するからとりあえずこれで一時間目の授業を終わる、起立、礼」
そうして俺の一時間目の授業が終わった
俺はまだ眠いため次の時間まで寝てることにした
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