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第十一話 二人の皇子【エドワルド、クスマンside】(あらすじのみ)
※この回は性的描写があったため、あらすじのみに変更いたしました。
城の一室にて大勢の美女達と戯れる、第二皇子クスマン。
そこへ彼の兄である、第一皇子エドワルドが現れ女性達を追い払う。
エドワルドとクスマン。
このふたりはこのエルタニア王国がモンスターに蹂躙される手はずであったことを知っていて、その機に乗じて隣国ギード公国のつてで、この国を脱出しジルゴニア帝国へと亡命する算段を立てていた。
しかし、起こるはずであったモンスターパニックは発生しておらず、彼らは自分達の知らない何かの事態が動いていることを予感する。それを受けて次なる行動へと移ろうとしていた。
兄エドワルドは『遺跡』へ。
弟クスマンは『狩り』へ。
彼らはこの地、この国への激しい憎悪を持って行動を開始する。
この国の人々を根絶やしにするほどの殺意をもって。




