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序章

「また、あなたと会いたいのです。…それが来世でも…私を探して下さいますか?」


それを、また…あなたは仰るのか…


その人の二藍ふたあいの狩 かりぎぬが…だんだんと赤く染まってゆく。

残された時間は僅かなのに、あなたはまた最後に、それを仰るのか…



また…

また…

この方とは結ばれないのか…


私はまた、旅に出ねばならないのか…


人を愛した私が愚かなのだとわかっても…また私は、この方を探すのだろう。

時を越え見目が変わっても…その魂を求めて

この人を探して…また私は…








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