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恋煩い

作者: 青焔神

自分じゃ何故だかわからなかった

他人(ひと)に言われてハッとした


何があるという訳じゃないのに

食事は喉をとおらない

夜は全然眠れない

仕事も全く手につかず

ふと気がつけばため息ばかり

体には気怠さだけが残る


いつまでこうしていればいいんだろう

いつまで待てばいいんだろう

いつまで いつまで いつまで

自問自答の日々が続く


僕の想いに応えてくれたなら

病は直ぐに治るけど

それはこっちの勝手な言い分


そうだ

僕が会いに行きましょう

それだけの資格を身に付け

必ず「はい」と言ってもらえるように


そうしたらこの病気もいっぺんに吹っ飛んで

ふたりが幸福(しあわせ)になれるはず



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