第1話 「おもいで」
さてと、1話出ました
というわけで始まった、野球生活。
秋田は瀬谷と楽しめるか。
そして、目指すは甲子園!
第一話
4月の終わりごろ、だいぶ新入生もなじんできて、誰かが野球部に訪問に来た。
「おお、お前四方津じゃないか!お前、パン屋さんやってんのか!」富山は、朝高卒業生の、四方津と、ともに去年の地区大会決勝まで同じスタメンだったのだ。
「今日焼いたばっかりのパンを持ってきました!」そして、そのあまーい香りに、秋田が練習の休憩中によってきた。
「何だ?この甘い香り。」
「おお、秋田、こいつ、卒業生の四方津って言うんだ」
「パンください!」
「お前、早いな。」
そして、チームメイト全員で、パンを楽しんだ。
そして翌日、富山の、思い出話を聞かされた。
「俺は、春の大会で、1年生のスタメンだ。
「そっか、去年はまだ富山も1年か。」
秋田はそうかと思った。
「それで、朝顔高校は、選ばれたんだが、1回戦で負けたんだ。」
「あらぁ」
瀬谷は少し悲しくなった。
「俺は9回裏、ノーアウト一塁のときこんなことがあったな、」
「さて、ノーアウト一塁です。」
「二番、セカンド、富山くん」
さて、ピッチャー投げました。
「ココは打ってやる。」
「おっと、セカンド抜けた!ヒットです」
「三番、ライト、安城くん」「ココは打てるでしょうか。」
「オーッと、セカンドゴロです」
「薔薇大学付属紫陽花高校、ゲッツー!」
そのころ朝高ベンチでは
「くっそー」
「四番、キャッチャー、寒川」
「すごい、三塁側応援団ががんばっています。」
ピッチャーが投げた瞬間、チームメイトが、何かを感じた。
(こ、これ、フォークだ。)
「なんと打ってしまった、一塁アウト、試合終了!」
これで朝顔高校の春は終わった。
「そう、この試合の後、寒川は学校を辞めた。」
「えーっ、そうなの!」
富山が言ったとたん、秋田と瀬谷は驚いた。
これからもよろしく