表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
シングルママ愛子  作者: THMISmama
86/176

シングルママ愛子  vol.86.  哀しみに暮れながら…。

今まで哀しみに暮れていた川岸が椅子から立ち上がり、

洗面に向かい、涙に暮れた顔を洗い、

そしてゆっくりと窓際に近づいて外を見る。そして項垂れる。


そんな川岸を見て、そして基子を見て小さな声で、

「モコ。」


と、返ってくる声などない事を分かっていながらも、

そうしないではいられない愛子。


そしてもう一度基子の頬を撫でながら…、

そして後ろを向き、川岸の背中にポツリと…、

「川ちゃん。」


川岸は黙ったまま、すぐに言葉は出てこなかった。

そんな川岸の気持ちを察してか、愛子も口を噤み…。


そして川岸がようやく、口を開く…。


「愛さん…。わざわざありがとう。俺…無意識に愛さんに電話してたんだ…。」

「分かってる。…でも、それで良かった。…モコに…遭えたもの…。」


「俺…何が何だか分かんなくなってた。この前まで、こんなんじゃなかったって言うのに…。ただ、少し咳が出てたんだ。それに…、少し…、表情も暗かった。」


「…そう…だったんだ。」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ