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シングルママ愛子  作者: THMISmama
75/176

シングルママ愛子  vol.75.  川岸の胸に稲妻。

「すぐ家族に…。」

医師のその言葉の途中でドアに向かう看護師。


その頃愛子は部屋に飾る花を庭から摘み、

リビングのテーブルの上で花瓶に活けてる最中だった。

そんな時に、花瓶に活けたばかりの花ひとふさが、

ポロリとテーブルの上に落ちる。


「あら…変ねぇ、活けたばかりなのに…。」


そして立花の机の上の電話が鳴る。

「ああ、川岸なら今、席外してるが…。」


その2秒後。


「何――――ッ!!!!」


一気に立花は立ち上がる。

その声に、部署内の社員全員が立花の顔に集中する。


「分かった、すぐに連絡する。」


慌てる立花の姿勢に社員たちも動揺する。

顔面蒼白になった立花が川岸の電話の短縮ボタンを押し、

川岸が携帯に出た途端に、


「川岸―――ッ、病院へ行け―――ッ!」


唐突に携帯から立花のその声を聞き、

その瞬間、川岸の胸に稲妻が突き刺さった如くの衝撃が走った。


「部長…、モコ…。」

「いいから病院へ行け、急げ川岸。」




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