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シングルママ愛子  作者: THMISmama
63/176

シングルママ愛子  vol.63.  鶴の一声。

そんな部署の面々を見ながら立花も、頬杖をつきながら、

「ほ~れみろ。」と言わんばかりにニヤニヤとしながらも、

机の上の書類を手に取り、鶴の一声のように、

「まっ、そういう事だ~頼むぞ~!みんなも~盛り上げてくれ~!」


その言葉に、部署の声も爽やかに、

「ハイ。」「お~い。」「へい。」「お~し。」「よっしゃ~!」


そして、川岸にもガッツだぜのゼスチャーで拳を出し、

「大丈夫だって、みんないるからよ。」


向いにいる女子社員からも、

「川岸君、おめでと。」

それに応えるように川岸…、

「はは…、参ったなこりゃ…。」

と、額を指で掻きながら…。

そして立花の次の声、

「新谷の穴は大きいぞ~ッ!」

「また部長~それ言う~!」


古川のその言葉で、部署内の雰囲気がまた和やかに…。


新谷の机の方を見ながら川岸は…、

「栄さん…、俺…。」


そして、今までの栄二との思い出が、川岸の頭の中に、

あれこれと思い浮かぶのだった。


「ねぇねぇ、佐伯君、じゃああ~川岸君の昇進祝いしなくっちゃね。」

と、斜め向かいの粕谷恵美子。




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