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シングルママ愛子  作者: THMISmama
36/176

シングルママ愛子  vol.36.  縁なんて、どこでどう…。

「そう…凄いの…。私だってビックリしたんだから…。良くもまぁ、そんなトントン拍子に…。」

「だって…、どん底だったはずなのに…。」


「彼女…、私には、娘と一緒に死にたい。なんて…、あの頃は、そんな事まで言ってたの…。」

「分かるわ、その気持ち…。」


「でも…、そんな時に、そんな彼女を親身になってくれた人がいたの。それが今の彼女のご主人。」

「えっ…???」


「縁なんて、どこでどう回ってくるか…、分からないもの…。」

「何がどう…???」


「つまりはこう…、今のご主人、実は彼女が初恋の人だったの。しかも、それも幼馴染…。つまりは私の幼馴染でもあるのよ。」

「あら…。」


「でも、自分の初恋の彼女…、つまり私の幼馴染の彼女には別に恋し焦がれた人がいる。それが亡くなったご主人なの。悔しかったけど、諦めるしかなかったのね…。彼…それからは出会いがなくって、独身貴族、ず~っとね。」

「ふ~ん。」


「旦那を亡くして娘と2人。何もかも自暴自棄になっている彼女に、いろいろと優しくしてくれたのよ彼…。励ましたり、一緒に手伝ってくれたり…。」

「そういう人って…いたのね…。」





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