表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
シングルママ愛子  作者: THMISmama
18/176

シングルママ愛子  vol.18.  「まだおじいちゃんじゃないでしょ。」

琴美も川岸をどうやって呼ぼうかと考えたのだが、

どうしても、「川岸おじちゃん」と言う呼び方だと、

どうしても時間が掛かり過ぎて、

ある意味では口がもごもごとする感じで、喋り辛かったのだ。


子供心に、ふとある言葉が口を突いて出たのが「川…じぃ」と言う言葉だった。

その言葉を栄二も川岸も聞いた時には、思わず噴き出したものだった。


栄二は飲んでいたビールを吹き出し、

川岸は食べていたものをもう少しで吐き出しそうになったのだった。


愛子は愛子で、溜息をついて、

「琴~まだおじいちゃんじゃないでしょ。」と、

困ったような…顔をしながらも、半ば…苦笑いをしながら…。


けれども…栄二が、咳払いをして、

「まっ、こんなもんだろう~なぁ、川じぃ~ハッハッハ。」

「パパったら~またそんなに簡単に…。川ちゃんゴメンね。」


川岸も川岸で、

「まぁ…、うん、いいんじゃない…かな~!」と。

実際に家族ぐるみで、栄二からは「川」そして愛子からは「川ちゃん」と呼ばれていたせいで、

娘からも「川で…じぃ」考えようにしては…、


「まぁ…普通…と言えば、これが普通か…。」




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ