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シングルママ愛子 vol.175. チョット私…立てない…。
「パパ…琴にもう一人パパが出来たよ。」
両手を合わせて栄二の墓に頭を下げる琴美。
川岸と愛子も琴美と共に墓に手を合わせる。
そして、異例ではあるが、この栄二の墓には、
川岸の元妻でもある基子も一緒に納められる事になったのである。
川岸と愛子の立っての頼みで日下部の両親から許しをもらい、
2人で栄二と共に供養する事になったのである。
「この方が…私も安心できる。」
と、愛子。
「愛さん…。」
その夜、愛子が入浴中に浴室から川岸を呼ぶ。
何事かと思い浴室に入ってみると、
愛子が浴槽に背中を付けて脚を伸ばし座っている。
「びっくりしたよ、何事かと思って…、大丈夫、足…???」
「川ちゃん…ごめん…チョット私…立てない…。」
「えっ…、足…???」
そう言いながら、愛子の首から左脇の下に左腕を回し、
右腕は愛子の両膝を下から持ち上げ…、
その時に、愛子は左手で川岸の首を引き、
自分の唇に川岸の唇を…。
自分の右手で膝の下の川岸の右手を自分の左の胸に…。
「愛さん…。」
「川ちゃん…。」
やがて川岸の右手は左の膨らみを包みながら、
ゆっくりと愛子の濡れた柔らかい丘を辿り…。