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シングルママ愛子  作者: THMISmama
174/176

シングルママ愛子  vol.174.  引っ越し。

「川ちゃん…ここじゃない、柏木さん。ほら、表札…。」

「本当だ。じゃ。」


事故の際に救急車を呼んでくれた男性に、

ようやく挨拶出来、その後は川岸のアパートを引き払い新谷家に引越し。


「部長、いいっすか、ちょい、重いっすよこれ。」

「これしき…、何年建設会社やってると思ってんだよ。」

そう言いながら、汗びっしょりになって、

引越しの手伝いをする立花以下、部署の佐伯と大森。


引越しと言われてコチラも黙っていられない恵美子も、

友恵と一緒に細々としたものの引っ越し作業。


愛子も黙っていられず、邪魔にならないように隅で監督役。


この時には既に愛子もオーソドックスな2本の松葉杖から、

ステッキタイプの松葉杖に変わっていた。

歩き方もスムーズになってきていた。


それでも常に川岸は愛子の傍を離れずに、

しっかりと見守ったままで…。


時々川岸の腹や腕、背中を愛子も小突きながら、

川岸もそんな愛子を誰はばかることなく肩を抱きながら…、

「ハハ…。」

「ふふ…。」


「お~い。」

「ごちそうさま~!」

佐伯と恵美子。





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