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シングルママ愛子  作者: THMISmama
165/176

シングルママ愛子  vol.165.  リハビリ…そして…。

「琴ちゃん、ママ…起こしてくれるかな…???ご飯出来るから…。」

「うん。」


夫婦の寝室のドアをノックして、

「ママ~起きてる~???」

そんな琴美の声に、

「起きてるよ~おはよ~!」


「そっか、ママ、起きてるか…んじゃ…。」


寝室のドアをノックして中に入り、

松葉杖を用意してリビングに愛子を補助する川岸。

「ありがとう川ちゃん。ちゃんと眠れたのあなた…???」

「大丈夫です、しっかりと熟睡しましたから…。」


「ほんと…???良かった。」

「さて…食べよう~!」


川岸の作った朝のご飯を食べて、琴美はそのまま学校へ。

そして愛子は、川岸から補助され、午前中にリハビリへ。


愛子も自分の足を今まで通りにと言う意思でポジティブだった。

強いて言えば、傍に川岸がいてくれたからこそ、

そういう思いにもなれたのでもあった。


既に川岸は、愛子のために傍にいてあげる事に気持ちは固まっていた。

愛子が退院して少しは落ち着いたかなと思われた日曜日に、

新谷家では大勢の客で盛り上がった。




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