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シングルママ愛子  作者: THMISmama
156/176

シングルママ愛子  vol.156.  看護師・佐々木梢枝。

病室のベッドに無事に戻った愛子に、

「それじゃ僕はこれから会社戻ります。夕方、また。」

「うん、分かったありがと。気を付けてね。」


病室のドアに向かう川岸に手を振る愛子、

そんな2人を眺めながら、川岸にお辞儀をする看護師の梢枝、

そして愛子を見ながら…。


「良くしてくれている方ですね~凄い方…、ご主人でもないのに…、良くここまで…。」

「…えっ…、ああ、彼…。うん…。もう甘えっぱなし。そうしてはいられないって、分かっているんだけど…。…けど…状況が何故かしら、そういう状況になってしまう。ましてや…主人が亡くなってからというもの、もう頼りっぱなし。」


「…でも、あの方…奥様は…???」

「……。」


「…あっ、ごめんなさい。立ち入った事…。」

「…いいの…。佐々木さん…、彼の奥さん…、つい最近…亡くなったのよ。白血病で…。」


「えっ…!!!」

「亡くなった主人に、彼の奥さんの死亡を報告に主人の墓参りに行く途中に、私…こうなっちゃった…。そういう訳なの…。」


「そうだったんですか~!」




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