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シングルママ愛子 vol.129. 立花の予感…。
お父さん、はいお茶、おじいちゃんも。」
「…ん、あぁ、ありがと。」
80になる父親と将棋を指しながら、
腕組みをして次の手を考える立花建夫。
「それにしても大変よね~この前は新谷さん…、そして今度は川岸さん。何かあるんじゃない…、ねぇ…。」
と、妻の正江。
「ん~~別に…何かあるって…何が~???」
と、建夫。
「立て続けに…なんて。」
「何もあるはずないだろ…。新谷んときゃ、ありゃ…、仕方ない、哀しいかな…、事故だったんだ。そう…受け止めるしかないだろ。…それに…今回の川岸…。あいつに限っちゃ~心配ねぇだろ…。新谷とは性格は多少違うが…。あいつぁ…、人に愛されるタイプだ。今回の事で、あいつ…、もしかしたら…もしかするかも…。」
「…何よ、その…もしかって…???」
「ん~~まぁな…。なるように…なるんじゃねぇか…。良く言うだろ…灯台…下…暗し…ってな。」
「何それ…???」
「仕事は順調だ。今のまんまで行きゃ~何とかなるだろうて…。…ん~~あっ、やっぱ~じぃちゃん…、それ…。」




