表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
シングルママ愛子  作者: THMISmama
100/176

シングルママ愛子  vol.100.  兄弟姉妹もいないから…。

葬儀社の川岸家の控室では川岸と担当係、

そして愛子も交わり打ち合わせが続けられていた。


そこへドアが開き、基子の両親が顔を現わした。


「あら~愛子ちゃん。来てくれてたのね。ありがとう。」

と、基子の母親の日下部香苗が開口一番で口にした。

それに伴って、

「おぅ、おぅ、愛ちゃん、すまないね~わざわざ…。」

と、日下部宗雄も愛子に挨拶をして、

あらためて新谷栄二の追悼を愛子に告げる。


そんな基子の両親に深々と頭を下げ、栄二の際の厚情にお礼をして、

今回は自分もお手伝いすると両親に提案した。


「わざわざありがとう、申し訳ない。お願いします」


香苗は愛子の姿勢に手を合わせて頭を下げた。

「そんな、おばさん、頭をあげて下さい。モコは私の妹同然なんだから…。」

「そう言ってくれると本当に嬉しいよ、あの子には兄弟姉妹もいないから…。心細くってねぇ。」


そんな2人の話を聞きながら、宗雄も、

「愛ちゃん、すまない。私からもお願いするよ。」

そして川岸を見て、

「利さん、ありがとな、感謝するよ。」





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ