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告白  作者: 山口真生
スマホアプリ
1/2

嵐の前の静けさ

「あ···キモ男がきた」


「ひぇっ、今日も相変わらずキメーぜ」


(ふん。なんとでも言え···)


 と強がりな口調で思っても、実際へこんではいる訳で毎度の事のように親を恨む。



 俺の名前は、半澤直人。

 生は、ここ静岡市!

 顔は、父親、母親、両祖父母の各パーツをチグハグに当てはめられ、産まれた時は、『可愛い』と言われてたらしいが、デカくなる度に言われる(母親以外)事も無くなり、いまじゃ···



「おい、キモデブ。聞いてんのか?」


 とまぁ、こんな風に言われる始末。


 ん?

 なんで、キモデブかって?

 そりゃ、俺の体型が···


 身長·168cm


 そりゃ、人並みの身長ですが···


 体重·89kg


 な?


 デブいだろ?


 こんなんだから、好きな感じの女の子はいたけど、生まれてこの方『告白』なんぞした事がない!



「─あぁ? なに? なんか言った?」


 声がした方を見上げると同じクラスメイトでもあり、同じ班の大村哲平、竹野内裕貴、若井剛志がニヤニヤ笑って俺を見下ろしていた。


「バカか、お前。あ、バカだったな···」


「そうだな。クラス1のバカ! だもんな、お前」


「······。」


 そして、バカ。別に勉強が嫌いという訳でもないが、面倒くさい! こんなのしてどうなる? 立派な大人にでもなれるのか? 状態で、担任ですら頭を抱えてる。


「あいつだよ、あいつ」


 若井が、教室の中で一番眩しく輝いてる、


(俺には、そう見える!)


 クラスメイトでもあり、転校生の『相澤桃華』を指を指す。


 俺の目から見ても、かなり可愛いと思うレベルだし、前の学校にいた時、街中を歩くだけでもかなりスカウトされたとか。ナンパもだけど···


「相澤桃華···さん?」


「あぁ。あいつ、転校してきたばっかだろ?」


「いつだってけ? あぁ、デブがサボッた日か!」


(サボッてない! あれは、お婆ちゃんが倒れたんだ! いまは、元気になったけど···)


「1週間、か? 確か」


「ほぼ毎日のように告白されてるよな?」


(その話は、俺の耳にも入ってきてるけど。あんま興味はない···。俺には、高嶺の花だから···)


「でも、一度も首を縦に振らないらしいぜ」


(そんなもんなのか。わからんけど···)


 話した事は一度もない···


「な、一組の田所いるだろ?」


「あぁ、あの女が途切れないやつ?」


 俺の周りで勝手に会話が交わされていく。


「そそ。今日の放課後、告白するらしいぜ」


 そんな会話を聞きながら、俺はふと···


(今夜のおかずはなんだろう?)


 と考えていた。母さんの料理も両祖父母達が意気込んで作る料理もどれも美味しいから!



 俺の家は少し変わっていて、今の家の土地は父さんの親、戸建ては母さんの親がかなり援助したらしく、その敷地内に両祖父母が住んでいる。いわゆる、スープの冷めない距離?


 だから、仕事をしてる母さんに変わって、互いに料理をしあってるから、仲もいい!



「あっ! そういや、デブ。明日だろ?」と竹野内がいきなり俺に言葉をかけてきた。


「へ? なに?」


 一瞬、何を言われたのかわからず素っ頓狂な声を出し笑われる。


「ランダム日直! かぁーっ、羨ましいぜ、全く!」


「明日か。いやぁ、キモデブがどんな思いで周囲にさらされるのか見物だな」


「特に、相澤ファンからは殺されかねんかも···」


 うちのクラスの担任は、週に一度の割合で日直を決めたりする。それが、明日だ。俺に、その2日前にやったのに当たってしまった。


「覚悟しとけよ?」


「うん」


「線香の半分位は立ててやっから」


「じゃな、デーブ!」


 嘲笑うような言葉になんとも言えず、予鈴チャイムの音と共に自席へと戻る若井達を見送った。


「まぁ、嫌われてるのはわかるし···」


 そんな事を呟きながら、5限目の準備をそそくさとし、黒板の方を見たら、その相澤桃子さんと目が合った。


 そらされたけどな!いつものことだし。


 のんびりと5限目を過ごし、帰りのホームルームを聞き逃し、学校を後にする。



「今日は、どこに行こうかな?」


 お昼は、母さん手作りのお弁当だけど、最近は少し物足りなく感じて、学校帰りについつい甘いものを求めてCAFEに寄ったりする。


(周りの視線なんか、気にしない! 食べたいから食べる!)


 とは思いつつも、女がばかりの店内にオトコ一人は、些か肩身が狭い上に···


『きも···』


『なにあれ? 人間?』


『デブ』


『あんなの隣にいたら最悪じゃん』


 小さな声でも、誰を指してるのかはわかるよ?


 カチャッ···


「お待たせ致しました。当店自慢の“星の願い”とホットコーヒーです」


 ツインテールにメイド服みたいな制服を着た店員が、にこやかな笑顔で注文したものを置いていき、軽く頭を下げて去る。


(ここ初めて来たけど、いいお店だ。お店の雰囲気といい、流れてくる音楽···)


「んぅ! いい香り···」


 珈琲の渋さの香りの中に佇むほんのりと甘い香り···


 一口飲むと、苦さよりも珈琲なのに甘さが際立つ···


「美味しい···」


 星の願いというのは、フルーツショートケーキなんだけど、生クリームでコーティングされた上に小さく刻んだ水色のゼリーが、散らばってて···


「可愛い。なんか、食べるの勿体無い···けど···」


 フルーツをふんだんに使っているせいか、生クリームの甘みが少なくても、かなり甘さを感じて、それだけで満足した俺の胃袋!


「ごちそうさまでした···」


 レジを担当してくれたのは、運んできてくれた女の子だった。


「ありがとうございます!」


 仕事だから、こんな俺にでもにこやかに挨拶してくれ、扉で見送ってくれた。


(随分と丁寧な対応だ! またこよう!)


 そんな事を考えながら、家へと帰る途中···


「はい、どうぞ!」


「いまキャンペーンやってまーす!」


 と駅近くでチラシとかを配ってて···



「なにさ、直ちゃん。まーた、よーけ貰ってきたなー」


 と帰宅した俺に向かって、初さんが声をかけてきた。


 初さん。父さんの母さん。俺にとっては、お婆ちゃんなんだけど、どうも昔からどちらにも『お祖父ちゃん、お婆ちゃん』と呼ぶと怒られる。


「うん。なんか、断れなくて」


「直人は、優しいからなー」


 と今度は和泉さんも声をかけてきた。


 和泉さんは、母さんの母さん。この四人かなり元気で、庭で野菜を沢山作っては近所におすそ分けしたり食べたりしてる。


「あれ? 保さんらは?」


「これじゃ、これ」


 和泉さんが、手で何かを掴む素振りをして回す。


「また? 好きだねー」


 保さんも、治兵衛さんも揃ってパチンコ好き。負ける事は少ないし、自分のお小遣いの範囲でやってるし、たまーに俺もおすそ分け貰ってる。


「今夜は、何作るの?手伝おーか?」


 言っても必ず、


「ええて、ええて。直ちゃんは、勉強でもしててやー」


 二人揃って、笑いながらキッチンへと向かった。


 父さんや母さんもそうだけど、どちらの夫婦も喧嘩してるとこ見たことない。


「あ、そうだ。直ちゃん宛に、おてまみ来てたで。机に置いといたでのー」


 キッチンから叫ぶように、初さんの声が聞こえてくる。


「ありがとー」


 と短くいい2階の自室へと向かった。


「あれだけ仲がいいのに、なんて道教しないんだろ?」


 大人には大人の事情があるらしいけど···


 机に置かれた1枚の葉書。


 少し薄汚れていたのも無理はなく、宛先の番地違いだったらしく投函されたのが、2週間前···


「近い内に会いに行きます。待ってて下さい。ももより、か」


(もも? 誰?)


 こんな手紙を貰った事も初めてだし、なによりも“もも”という名前に心当たりがなかった···


「もも、ねぇ。もも肉だったら好きなんだけどな」


 バサッと貰った(押し付けられた?)チラシを机に広げると裏が白くないものは、ゴミ箱に捨てていく。


「なんだこれ?」


 手にしたのは、新しく開発された“スマホアプリ”らしく、無料登録でいま登録すると無料ガチャ10回引けるらしい。


「容量もかからないゲームなんてあるんだ」


 スマホはあるけど、ゲームなんてしたことがない俺。それにやってるのが父さんにバレると怒られる。そうはわかっていても···


「ちょっとだけ···。無理ならやめればいいし」



 ほんの軽い気持ちでDownloadしてみた。


「ん? 名前と携番?」


 いくつか登録する項目があって、なんの違和感もなくそのまま登録。


「初恋? 初恋、ねぇ。あったっけ?」


 記憶をたどっても、これまでに好きになった女の子はいたけど···


 なんとなく、頭に浮かんだ女の子というと相澤桃華さんだった。


 診断テストみたいなのが流れ、ポチポチと選択し、最後に女神様みたいなキャラが出てきた。


「天使が、5枚、悪魔が4枚、女神が1枚か。なになに? これを毎朝出しておいのりをする?」


 なにやら訳のわからないメッセージが、流れてきた。


 その夜は、初さん和泉さん合作のやごみという料理で、かなり美味かった!



「お願いごと、か。そうだな。相澤桃華さんが、今日1日だけでいいから、俺の傍で笑顔でいてくれますように!」


 スマホの天使の前で手を合わせてお願いしてみた。


 が、何もなかった。


「なんだよ、うんともすんとも言わないのか」


「直人ー、時間ーっ!」


 階段の下から母さんの大きな声がし、慌てて鞄に荷物を詰め込んで、弁当持って家を飛び出した。


「おはよ、半澤くん」


「······。」


 教室に入ると既に相澤桃華さんが、来ていて俺に朝の挨拶をしてくれた。


「お、おはよう···」


(天使の効果か?)


「どうかした?」


 なんか挨拶されるとは思ってなかったから、そう聞かれて頭をブンブン振った。


 朝早い教室の中に、ほんのりと花の匂いがした。教室内に花はなく、相澤さんの制服からかな?


 窓を開けるのが嫌だったけど、開けると外の冷たい空気が入ってきた。


「もうすぐ、冬だね」


「うん」


 相澤さんの声は、聞いてると時間を忘れてしまう位にきれいだ。


「ね、日直って何をするの?」


 開いたカーテンをまとめながら、俺に向かって彼女は聞いてきた。


「なにって普通。朝のこうして窓を開けたり、日誌を朝受け取りに言って、授業終わっら黒板消して、準備するものがあったら用意して···前の学校なかったんですか?」


 どの学校でも日直でやることは同じかと?


「んぅ、どうかな? じゃ、次は?」


「職員室。日誌を取りに行くから···」


 いつも姿を見ているけど、いつもとは違う眩しさに目を細めた。


 職員室の場所も知ってる筈なのに、


「あ、こっちなんだ!」


 と大袈裟に驚いたり、ありがとうを連発したり···


 教室で日直としての任務を遂行してる間は、男共の突き刺さるような視線をクラス内外から感じた。



「で、どうだったよ?」


「デブは、相変わらずデブい飯だな」


 いつものメンバーで弁当を囲んでの束の間のランチタイム。


「······。」


「え?」


「ゴホッ···」


「相澤···」


 教室の中が、シーンと静まりかえるのも無理はない。


 あの!


 相澤桃華さんが!


 お弁当を片手にニコニコしながら、


「お弁当、一緒にいいですか?」


 とクラスの女子数人をバックにこちらに言ってきたのだ。


「キモ男いるから、ねぇ」


 後ろにいるふたりは、顔を見合わせるも···


「じゃ、机合わせましょ」


 当の本人は、そんなこと気にもしないのか、若井らと一緒に机にをガタゴト言わせ、


「あら? 座らないの?」


 立ち尽くす二人に声を掛け、自分のお弁当を広げ食べ始めた。


「食べる、か?」


「うん···」


 教室の中は、静まりかえったまま···


 女共らは、少し慣れてきたのかいつものようにうるさく喋りつつも、大村達にちょっかいを出していた。


 俺は、無視されてるけど···


 食べるだけ食べると相澤さんと村木、林野さんらは、自席へと戻りまたうるさく話しだした。


「なんだ、ありゃ?」


「さぁ? で、どうよ? デブ。話し位はしてもらえたのかよ?」


「う、うん···」


 そう言っただけで、この3人は意外そうな顔で顔を見合わせた。


 も···


「ま、日直なら話位はするだろー」


「だよな···。日直だもんな」


「······。」


(い、言えない。話というよりは、質問攻めにあっただなんて···)


 食べ終えた弁当を包み直し、鞄に入れた。


(きっと、面白半分に聞いてきただけなんだろうけど···)


 5時限目は、視聴覚室での英語の授業。


「もう時間か。行かないと」


「頑張れよ、日直!」


 日直でもあり、英語教科の担当をしてる俺は、軽く溜息を付きながら相澤さんがいる場所まで向かった。


 俺が通るだけで、道が広が···


(あれ?)


「通れないんだけど···」


「あ?」


 決して彼等は、不良という訳でも無いけど、自分からしてみれば怖い存在の彼·橋口勲。


「通れるだろ? ほら」


 机に足を掛け、トンネルみたいな隙間を指さし、俺を見て笑う。


 いつもは、彼等もからかいだけだったのに···


 他の道を通ろうとしても、すぐに塞がれ···


「あ、相澤さんっ! そ、外で待ってるから!!」


 と叫ぶように言って廊下に出た。


 竹野内らでも、橋口とは口を聞かない。このクラス変な派閥があるし、俺はどっちにも属してはいないけど、大村、竹野内、若井の3人にからかわれても痛いことはされないから···。


 背中にほぼ全員の視線を浴び、廊下に出たら出たで、


「邪魔、どけ」


 と他クラスの男に突き飛ばされる始末。



「なんか、ごめんなさいね。私が、お弁当食べようって言ったばっかりに···」


 朝は、“ありがとう”の連発が、午後は、“ごめんなさい”の連発だった。


「別に、いいから。謝らなくても」


 相澤さんが悪い訳じゃない。寧ろ、悪いのはこんな姿の俺だから···


「視聴覚室は···」


 彼女を後ろに廊下を歩き、階段を昇る。


「3階、東···ハァッ···階段の···ハァッハァッ···突き当りだから、ね!」


(太りすぎたかな? 最近、階段を昇るのがきつい···)


「ありがとう。大丈夫? 汗、凄いよ?」


 すると彼女は、スカートのポケットからきれいに折り畳まれたハンカチを取り出し、俺の汗を拭った上に、


「貸してあげる。まだ汗を引きそうにないし。ほら、中に入ろ!」


 手を掴んで、視聴覚室の中に入った。というか、連れ込まれたに近かった。


「英語の先生って、確かふたりいるんだよね? どんな先生?」


「んー、どんなって言われても···」


 英語の先生は、担当と副担当のふたりいて···。今日は、その副担当の先生の三沢先生!


 のんびりしてるけど、怒る時の威圧感半端なくあの橋口ですら大人しく授業を受ける。


「普段は、優しいけど、怒るとかなり怖い···」


 そんな話をしながら、準備をし時間数分前になると、賑やかになり、三沢先生がくるとシーンと静まり返る。


(ここの校長先生が、なかなか離さない(転勤とかで)のもわかる気がする)


 5時限目が、のんびりと終わって(フランスの映画を観せられただけ)、教室に戻ると帰りのホームルームで頼まれた学年便りとかを配ったり、生徒が帰ってからバラバラになった机を直したり、日誌を書いて先生に渡して終わり。


 の筈なのに···



「ここ、最近教えて貰ったの! 今日は、色々教えて貰ったから、そのお礼よ!」


 と先月OPENしたばかりの“コニャックハウス”というパンケーキのお店に連れてこられた。


「いらっしゃいませ。ご注文は?」


 店内は、9割が女性で、やはり俺みたいなのが女の子と居るのがおかしいらしく、みなチラチラ俺の方を見ては笑ってる。


「···ちゃん、なんにする? 私は···」


 渡されたMENUは、手作りらしく文字は全て手書きで、可愛く書かれている。


「決まった? 私、ミルキークリームパンケーキのセットでアイスティ」


「じゃ、俺···僕、も。同じので···」


 なんとなく気恥ずかしくて、俯いてしまう。


「畏まりました」


 せわしなく通路を渡る店員もいる中、俺と彼女の席にきた男性は、のんびりと歩いて奥に消えていった。


 頼んだパンケーキがくる間も、また質問攻め。生まれたゴロの話とか、幼稚園、小学校の事とか質問された。


(そんなの聞いてどうするんだ?)


「お待たせ致しました。こちら、ミルキークリームパンケーキとアイスティです。ごゆっくりお召し上がり下さい」


 丁寧に頭を下げ、また奥へと消えた。


「さ、食べましょ!」


「うん」


 パンケーキも幾度となく食べたけど、このミルキークリームパンケーキは、フワッフワなパンケーキを1段目はカスタードクリームで挟んだ上に、メレンゲのような生クリームが乗り、大粒の苺に囲まれたバニラアイス!アイスの上には、生クリームと大きな苺!


「これは···凄い。い、いただきます」


 ナイフやフォークが、パンケーキに入った瞬間のこのしゅわっとした感じ···


 彼女は、手慣れた感じでナイフやフォークをうごかし、


「どうかな? 美味しい?」


 口元を拭いながら、問いかけてきた。


「はい。凄く美味しいです。特にこのパンケーキのふわふわ感! 今までに食べたどのパンケーキよりも美味しい!」


 周りは、カリカリしてるからなかはモッチリ?と思いきや、中は凄くふわふわしてて···


「初さんに食べさせたい! うん」


 うちの家系、みんな甘い物にめがないけど、みんな好きなものがバラバラ。


「初さん? お祖母様?」


「うん。そう! うちの家族はね···」


 とても美味しいパンケーキをたべたおかげか、緊張も解けて口もゆるくなったらしく···



 現在(いま)、非常に頭を抱え込んでいる。



「じゃ、待ってるね!」


 彼女を近くの駅まで送り、家へと帰ってきて···


(どうして、おれなんかとLINEしたがるんだぁぁぁぁぁっ!! そして、どうしてフルフルした俺ぇぇぇぇぇっ!!!)


「直人? どうしたの? 溜息ばっかついて。どっか具合でも悪い?」


 母さんや初恋さんらが、心配するほど帰宅してからの俺は、顔面真っ青で動悸も激しかったらしい···

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