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あなたは異世界転生者  作者: 臥鳥
1/1

プロローグ

「あなたはこの世界に転生したのです!」


「さぁ、この世界で君の新しい世界を作ればいいさ!」


「やれやれ、ハーレム主人公も楽じゃないな…」



_____なんだこいつら。


光る球体を見つめながらサキは言った。

「この頃異世界転生とかしすぎなんじゃないの?

黙って力貸してあげてるこっちの身にもなってよね」

「だからってゲートを開きっぱなしにするなんて

スイカに塩をふらないくらいまずいぞ」

隣にいる男の稚拙すぎるギャグのような何かに呆れる。

「あんたなに?語彙力無さすぎて何も伝わってこないんだけど」

「お前ぐらいしか会話するやついねぇし、そりゃ衰えるだろうが」

「アタシと会話するのが嫌なの?」

「嫌だよ、この会話も何回目なんだ」

「「30回目ぐらい?」」

サキの声に誰かの声が重なった。


「…え? 今私以外の女の声、したよね」


この時にサキと一人の男と、その声の主、

3人の物語が始まった。


いつにおいても安易な異世界転生というものは

時間と感覚の浪費に過ぎないものである。

初投稿

幼稚な文章ですみません汗

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