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蔵貯蔵してた系 ついでに新たに書いた詩を入れる場所

知の泉

作者: 御山 阿竜


 

いにしえの口伝に

どこか遠くの森の奥に

知恵の泉がある


そこは燃え盛る泉と

厚い氷に覆われた泉があるそうだ


そして、そこには

真珠色の肌の乙女が居る


その泉の水を

飲んだものは

類まれ賢者になれるそうだ


だが、帰ってきたものは居ない


いや、飲んだものは帰ってこない


帰ってきたもの

泉の水を飲まなかったり

飲んだものの供


前者の者達は

とくに行ってきたことを誇るだけ


後者の者達は

貝のように口を閉ざす

何も語らぬまま

世を捨てる


後者の者達は

わずかに言うことは


飲んだものが死んだこと


ただ

言えることは

死と隣り合わせていることなのだろう


知恵を得るということは


 実は北欧神話がモチーフです。

 でも、この乙女の涙、どうすれば手にはいる?

 そんな疑問を持つ人も多分、いるかと思いますけど

 どっかの誰かさんは片目、抉ってましたね。


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― 新着の感想 ―
[一言] とても感動しました。短くも一つの叙情的な物語として完結しており、また、教訓的なことも含まれている。とても気に入りました。 そしてお願いがあります。 この素晴らしい詩を僕が書こうとしている小説…
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