~~~空からカラkARAカラから空~~~
ないも考えない
何も思えない
何一つ感じない 少女
僕はニヒルに笑った
どうでもいいことを老人の口からメモにボイスレコーダーに刻み込む
その梅干しみたいなしわくちゃの
肌色の老婆から離れる
そろそろ怪獣の被害調査を辞めよう
こんな国の下っ端作業もうやめて
芸能人のスクープでもとりたいところだ
私はカメラをなんとなく何もない森に向けて構える
また怪獣
(蜥蜴科ブブンブン属L378通称)
が森の木こりを襲うのを無視して遅れる前に電車に向かった
駅には白い霞が東京行の私にしがみつこうとした
私はそれを踏みながら今来た古臭い漆黒の電車に乗り込んだ
どこまでも同じ駅名が3、113秒ほどで流れていく
僕はずーーとそれを見る
今この電車にはよく分からないものの他に人間が一人乗り込んできた
その髪の長いメガネは後ろに歩いて行った
僕は今
鍋焼きトマト鍋をアツアツのフォークで刺しながら食べる
今にも手が火傷しそうだが
旅の情報誌宙美に載っていた通り火傷しながら食べている
何がおいしいのかさっぱりわからないうまさである
僕は鍋を食べ終えて隣のバグ「何でも食べる犬型合成生成物」に食べさせた無駄に大きいものが危なく手まで食べられそうになった時
戸が開いて車掌が僕を赤い丸い目で観た
私は食堂車を求めて一番後ろに向かう
その途中入って来た時からしていた
トマトのにおいの正体を知る
その車掌に切符を切られていた男はもったいないことに
バグ「何でもイートいぬ型合成生物」にまだ残っていたというのに食わそうとしていた
あーーーー私は火傷しながら素早くシュール星人さえビックリさせる素早さで
そのアツアツの鍋焼きトマト鍋を摑んで抱きしめ
さっそく食べ始めた
奇怪な目で見る二人と感情のないはずの
バグ「何でもイートドッグ型合成生物」
を無視してぱくついた
(ジュ-―-ーと焼き焦がす音が暗い電車に響いた