ベクター兵器説明
大戦当初、無人機として投入されシベリアで戦果を挙げ有人での戦闘を想定し、開発された。
最初こそ陸戦兵器だったが、目覚ましい技術の発達により飛行ユニットが開発され、空での戦闘も可能になった。
現在では、陸海空自衛隊、機甲艦隊、非行化戦隊、陸戦隊すべてに配備されており、公安、警察、PMCも配備。民間では土木作業用として普及しており、重機の代わりも為し、兵器としての信頼も高いため、世界ではなくてはならない存在となった。
開発国は日本の重工企業。米国の圧力により技術を公開するも、常に日本はトップに立ち続けており、アメリカが試作で第5世代を建造したのに対し、日本では第5世代の標準機である椿姫を実戦配備している。
この兵器の特徴は、操縦方法だ。IFSを使用した手動操縦以外の方法だ。手動操縦にできないのは、汎用機であるため、随時のオペレーティングシステム構築、システム処理、操縦系統の複雑さなどからあり、稀に手動で扱う凄腕もいるが、基本はIFSでの操縦だ。
IFSは、適性がある。そのベクターのIFSに相応しくない限り、それ相応の力しかベクターは発揮しない。ABCDとある適性の中、Eまで行けばほぼ操縦不可能。CDは中、遠距離支援。ABは本格的な前線での戦闘が行える、そして、その適性における特徴も何もかもがわかっていない、ベクターはそんなIFSを搭載した曖昧な兵器だ。
だいたいは国家間、宗教間、民族間での争いに兵器として使用されるがベクターは本来、対機械魔導天使用兵器である事は、知っている人間、知らない人間とで差が分かれている。