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(多分)ヒロインになりました
初めてかきます
上にはシャンデリア
右には高級そうな服を纏ったイケメン
目の前には美女
綺麗な音色がこのなんとも言えぬ空間を流れている中、わたしは必死に今までの記憶を遡っていた。
わたしは所謂オタクと言われる部類の人間だった。
幼い頃は貧乏だったらしいが今では大学まで行けるほど裕福な暮らしをさせて貰っている。
だがそんな恵まれた環境の中わたしは
某ウイルスが蔓延した時にオタク文化にどっぷり浸かってしまった類の人間だ。
そんなわたしにとって異世界転生や転移というのはとても心を揺さぶるような言葉だった。
それに、悪役令嬢に転生してざまぁを回避!や転生〇時間前!なんとしてでもざまぁ回避といった作品を嗜んできた。
もちろん是非ともそのような機会があるならば望んでいたが…
「なんで断罪してる側なのよぉぉお!!」
幸い私の悲痛な叫びは声には出ていなかった。
だが焦燥感に苛まれたわたしとは真逆に目の前の美女は表情1つ動かさずに静かに立っている。
頑張ります




