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考えたこと  作者: かな河
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政治について

 自分は政治というものが好きだ。政治というのは考えることが山ほどある。何か頭を使いたくなったら好き放題、考えられる。もともと一つのことに集中していられないくせに、考えるという作業をしたくなる身としてはありがたい議題ある。ただし考えた内容は人には話さない。当然である。宗教と政治、(最近は前の二つほど言われなくなったが)野球の話はよほど仲の良い人間でないと話すことを控えたほうがいいことくらいはわきまえている。ただし話すことは無用な摩擦を生むとは言え、頭の中で考えている分には無害である。民主主義とはいかに危険な思想であろうとも優れた考えであろうとたとえどのような人間であってもその考えをしているのが一人では何も起こせないからである。例え、世が絶対王政の時代であったとしても、私のような政治とは縁の薄いところに存在している人間の考えなぞ、無害極まりないことは間違いないのだが。

 中身のないことを書き続けた気がする。本当ならここから「食料についても含んだエネルギー問題と広義の意味での国防について」を書いていくつもりだった。だから「政治について」という題名なのである。しかしここまで書いているうちに気持ちが落ち着いてきて気が変わった。このような様々な人が読むことができる媒体で(読まれるかは別として)、なんの断りもなく、現代の政治の批評を始めるのは書くのはルール違反である。冷静な思考が書いているうちに自分にそう告げた。簡潔にまとめると「冷静になったら書きたいことは書いてはいけないことと気がついた」である。しかしこの作者には冷静になるまでに書いたことをこのまま破棄することは残念ながらできない。とはいえここで話を終わらせて投稿、これもさすがにない。ということで最後に当初よりだいぶマイルドな感じの政治のことについて書いて終わろうと思う。

 民主主義において少数意見の者が求められる能力は大多数の者が支持する政策の中に自分の理想の社会に近づくための政策を見つけ、実現させること。それに似たことだが大多数の者が支持するであろう政策で自分の理想的な社会を作り上げる能力だと思う。つまり目的までに何通りもの道筋を作る能力と言い換えられる。選択肢の多い世の中ではバタフライエフェクトのようにして少数派の考える社会を作り上げることもできるだろう。そしてそのようにしてできた社会ではきっと大多数を占める意見も実現できているのだから少数派が恨まれるようなことも少ないはずだ。

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