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本好きゆめの冒険譚  作者: モカ☆まった~り
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医療と癒やしの神様

 ギリシャの中心地に「正教会」がある。


 ネマイという、正教会の司祭は胸騒ぎを感じていた。と言うのもこの10年程前から、宝物殿にある「ゴエティアー悪魔封印の書」から、なにやら不審なエネルギーを感じる事が多くなっている。


 ある時は、裏返しになっていたり、またある時は、床に落ちていたりと活発化しているのだ。


 ネマイは今日も確認の為、宝物殿の中に入る。

 悪魔封印の書が、光を帯びている―


「な、なんと!」ネマイは逃げようとするが、もう遅く封印の書に飲み込まれた…。


――――――――――――――――――――ーーーーーーー


「何もない空間」。


「私、医学部に進もうと思うの!お父さん!」

 ゆめが、意を決した顔で、ゼウスに言う。


「ゆめならその道が一番じゃろうな。女神の加護もある事じゃしな。」


「それでね、お父さん、紹介して欲しい人がいるの!」


 ゼウスはヒゲを触りながら、不思議そうに尋ねた。


「誰を紹介して欲しいんじゃ?」


「医療と癒やしの神様です!」


「そうか、ゆめには必要じゃな。」


 ゼウスは立ち上がると、「アポロン、ヘスティアよ、儂の元にくるのじゃ!」


 何処までも聞こえそうな声でゼウスは声を発した。


「お呼びですか。ゼウス様!」

 片膝を地につけながら、挨拶をしている神―アポロンである。


「お待たせいたしました。ゼウス様。」

 同じく、ゼウスに屈しながら挨拶をする女神―ヘスティアである。


「お前達を呼んだのは他でもない!儂の娘に力を与えよ!」


 困惑をした二人は、恐る恐るゼウスに苦言した。


「し、しかしいくらゼウス様の命令でも、聞けない事もございます。」


「何?儂に逆らうとでも言うのか?」

 ゼウスは、今まで見たことのないような怒りの形相で、二人を威嚇する。


「儂がしろと言えばするんだ!何のための神か!」


 ガンと槍を突きたてる。


「畏まりました。力を授けましょう。」


 アポロンからは医療を、ヘスティアからは癒しの力を賜り・・・。


 ゆめは医療と癒しの力を得ることになった。

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