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本好きゆめの冒険譚  作者: モカ☆まった~り
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アイギス

「改めて、おめでとう!ゆめちゃん♡」


 お母さんが、何処からかケーキをもって来た。


 苺のケーキ。しかもホールで。


「これって、お母さんが作ったの?」


「そうよ〜頑張っちゃった♡」


 お父さんが、嬉しそうにしてるお母さんをよそに


「物凄く練習させられた…いや、してたんだぞ!」


「や〜だ〜♡」


 と、照れるお母さんが、お父さんの頭を叩くと、お父さんの顔が、ケーキの中に・・・・


 


「こ、コホン、さっきのは、なかった事にして…」


 一瞬で、ケーキは元通り、お父さんの顔も綺麗。


「今日は、晩ごはん食べた後だから…。」


「だ〜いじょ〜ぶ、大丈夫♡」


 私にケーキを食べさせる。      


「ん?美味しい?ママの作ったケーキと同じ味がする!」


「でしよ〜、ママさんに教えて貰ったの♡」


 でも、おかしい…。いつの間に…。


 チラッとお父さんを見ると、ウィンクしてた。


・・・なるほど。お父さんがアウトプットしたのね。


「お母さん、ありがとう!大好き!」


 お母さんは、また昇天してしまった・・・




 昇天から帰ってきたお母さんが、


「プレゼントがあるの♡」


 突如空間にドラゴンが現れた。


 前に、お母さんが召喚したドラゴン。


「この子をあなたにあげるわ♡」


「でも、いなくなると、お母さんが困るんじゃ…」


「大丈夫よ!同じのが、もう一匹、いるから。」


「そうなの?」


「ええ、そうよ♡」


「どうやって、仲良くなるの?」


「ん〜、そうねぇ…この子に触れてみない?」


 恐る恐る、手を近づけると、大人しく撫でさせてくれる。


 か、可愛い!


 そう、思ったのがわかったのか、ドラゴンから寄ってくる。


「ほら、懐いたわ!ゆめの可愛さがわかったんだわ!」


・・・・何故、そういう発想になる?


「名前を付けてあげなきゃね♡」


 ゼウスの名前をつけた時は、上手く行ったから…。


「じ、じゃあ、」


「私の名前は、ダメよ♡」


 先手を取られた…。


「じゃあ、黒いダイヤって言われてる食べ物があってね、キャビアって言うんだけど…」


 お母さんが前のめりになって、


「ダ、ダイヤ!」


「ゆめ、コイツは宝石に目がないんじゃよ。」


「お、お母さん、聞いて・・・。」


「ん〜、ダイヤ大好き♡」


 お母さんが、夢の国から帰ってくるまでの間に何とか名前を考えないと・・・・


 良い名前、思いつかない・・・


「ねぇ、お父さん。」


「ん?何じゃ、ゆめ。」


「お父さんの武器の名前って、なんて言う名前?」


「ああ、ケラウノスの事か?」


「その名前、貰っても…」


「ダメじゃ。」


「そこを何とか…」


 色々あったけど、「アイギス」って、他にも武器を持ってるようなので、この名前ならと許しを貰った。


 お母さんが、「夢の国」から、帰ってきた。


「お母さん、名前、決まったよ!」


「良かったわね、なんて名前?」


「アイギス!」


 笑顔のお母さんが、急に顔色を変えてお父さんの顔を何度も見る。大丈夫なの?本当に大丈夫なの?って、聞いている


・・・・もう、遅いのだけど


 ドラゴンを光が包み、何やらしてるみたい。ゼウスの時も、こんな感じだったし…。


 光の中から出てきたドラゴンは、何故か「装甲」している…。


「お父さん、何?これ?」


「アイギスというのは、儂の防具の名前じゃ。」


 お母さんは、顔面蒼白、膝が震えてる。


「私、何かしちゃった?」


「今から言っても、手遅れだもの…しょうがない…。」


「ゆめちゃん、あのね、これからは自分で考えようね!お母さんとの約束♡」


 小指を出してきて、強制的に約束させられた。


「召喚はあなたのパパとママさんと、やり方は同じだから、ゼウスに任せればいいわ♡」


「ゼウス、いる?」


「はい、ゆめ様!」


「お願い。」


「畏まりました!」


 ドラゴン、もとい「アイギス」はゼウスの中に飲み込まれた。


 


「まだ、プレゼントがあるのよ♡」


「この娘ですか!ヘーラー様!」


 振り向くと、1人の女性が立っていた。

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