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本好きゆめの冒険譚  作者: モカ☆まった~り
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神々に会う当日

 ゼウス召喚から、人間の世界で半年が過ぎた。


 この半年で、色々な事が出来るようになった。


 ゆめはゼウスに、色々な物を「吸収」させた。


 先ずはこの世界で吸収し、同じ世界で場所を移しての「召喚」。


 それが出来るようになれば、本の世界で召喚。


「吸収・召喚」は、初めは生命の無いコップとかから始め、生命の有るものへと、レベルアップしていった。


 勿論、「何もない空間。」にも、召喚が出来るようになった。



 そして現在…。



「何もない空間。」が、物で溢れかえってる!


 植物、家具、食料品…


 ヘーラーの頭の上でカエルが鳴いている。


 最初に、良いよって許したものだから、文句は言えない。しかし、物が多すぎる!


 ゼウスの能力を持ってすれば、消す事は簡単なのだが、ゆめの泣く顔は見たくないし、なにしろヘーラーが怖い…。


 流石に、動物園のトラを持ってきた時は、返してきなさいと諭したのだが…


 ゆめが、やって来た。


 すぐに抱きつくヘーラー。


 儂は、恐る恐るゆめへ言ってみた。


「この空間を片付けてはくれんかの?」


 ゆめの顔をチラッと見ると、意外にゆめは、にっこり笑って許してくれた。


「ゼウス、お願い!」


「畏まりました!ゆめ様!」


 「ゼウス」が本を開くと同時に、この空間にある全ての物がゼウスの中へと吸収されていった…。




 ゆめの住む世界、ゆめの家にて…。


「パパぁ〜ママぁ〜!」


「どうしたの?ゆめ。」


「お父さん、お母さんに会いに行こう!」


「出来るようになったのか?ゆめ。」


「うん!」





 土曜日。「神々に会う当日」

 おじさんも連れて行って良いとのことなので、呼ぶことにした。


「それで、どうやって、いくんだい?」


「簡単だよ!」


「神様に会うということは、死んだ時しかないと思うのだけど…。」


「大丈夫。ちゃんと生きたままで会えるから。」


 ゆめが「ゼウス来て!」と言うと、ゆめの中から一冊の本が現れた。


 その本は、中を浮き、フワフワと飛んでいる…。


「パパ、ママ、そして、おじさん!」


「紹介するね、この子の名前は、ゼウスって言うの。」


「皆様、初めまして。私の名はゼウスと申します。」


 流暢に、「ゼウスと言う名の本」が喋った。


「みんな、準備はいい?」


「ああ、ゆめのタイミングでいいからね。」


「分かった。ゼウス、お願い!」


「はい、ゆめ様!」


 一瞬で、3人はゼウスの中に吸収された…。



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