少しだけ膨らんだ胸
家に戻って来た私は、止まった時間を動かして、リビングに下りる。
ママが、今日の晩ごはんの準備をしている。
「ねぇ、ママぁ。」
「な〜に、ゆめ?」
「今日の晩ごはんはな〜に?」
「今日はね、パパのリクエストでビーフステーキよ♡」
「やったぁ!」
そんなやり取りをしていると、パパが帰ってきた。
パパは抱きつく私の頭を撫でながら、玄関を上がる。
笑いの絶えない空間に、ステーキの香りが広がる。
晩ごはんを食べた後、パパと一緒にお風呂に入る。
私は、少し膨らんだ胸を見て…
「ねぇ、パパぁ〜」
「なんだい、ゆめ?」
「パパはおっぱい、好き?」
パパは顔を真っ赤にして、
「な、何を言っているのかな?」
「だって、ママのおっぱい大きいもの。好きなのかな〜って、思って…」
パパは更に顔を真っ赤にして、
「僕はママが好きなんだ〜!だから、ママのおっぱいだけが好きなんだ〜!」
「パパ!大きな声で何変な事言ってるの!」
真っ赤な顔をしたママが風呂のドアを開けて来た。
「だって、ゆめが、おっぱいが好き?って聞いてくるもんだから…」
まだ、顔が真っ赤である。
「ゆめ、どうしてそんな事を聞くの?」
「ママ、これ…。」
少しだけ膨らんだ胸を見せた。
「あら〜、可愛いおっぱいね!なんだ、そういう事だったの!パパにも見せてあげて!」
「ぼ、僕は見ないぞ!それは超えちゃいけないことなんだ!」
「え〜、パパ見てよ!」
パパの顔に胸を近づける。
「ばっ、バカ!女の子がそんなはしたない事をするんじゃありません!」
パパは必死で顔を隠している。
「もうそろそろ、一緒に入る事が出来なくなってるのかも知れないな…。」
パパは、ボソッと呟いた。




