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本好きゆめの冒険譚  作者: モカ☆まった~り
43/91

爆乳

「ふむ、そろそろかの?」


 ゼウスの一言。


 あれから半年が経過した…。


 と、言っても、この「何も空間。」での話で、現実世界の時間は止めてあるから、現実的には何も変わらない…。


「もう一度、行ってみるかの?本の世界へ!」


 ゆめも、力強く頷く。


「ちょ、ちょっと、私も連れて行ってよ!」

ヘーラーが慌てた調子でゼウスに言う。


「それは、ゆめに頼むんじゃな、儂もゆめに連れて行って貰ってるからの。」


「ゆめちゃ〜ん、お願い!」

 両手をパンパンと叩いてお辞儀をする。

 まるで、神社に参拝に来る人みたいだ。


「いいよ!私に掴まって!」


 光が3人を包み、本の世界へ…




――――――――――――――――――――――――――――



「あの獲物、なかなかこっちに来ないな…」

 太陽がつぶやく…。


「サッサと来いよ!焼き尽くしてやる!」


 反対側に目を凝らす。


「あれ?変態が増えてねーか?」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 3人は光の中から現れた。

 場所は、前回と同じ「サボテン」がある場所。


 ゆめと、「大丈夫!」と書かれたTシャツ姿のゼウスが、進もうとすると、


「ゆめちゃ〜ん♡」

 どうしたの?って聞くと…。


「私も「お洋服」欲しいな〜♡」


 3人は、虫食い状態になった「サボテン」の前に立つ。


「思い出すの〜」


「そうだね、お父さん。」


「これがゆめちゃんが、初めてやったサボテン?」


「そうだよ、お母さん!」




 ヘーラーの頭の中に お母さん・・・お母さん・・お母さんと、木霊が響いている事だろう…酔いしれている。


 そんな、ヘーラーは置いといて、2人は練習の成果を確かめる。


「ゆめや、先ずはこの虫食い状態から、完全に元に戻すんじゃ、出来るな!」


「はい!お父さん!」


 ゆめの前に「万能本」が浮かび上がると、ページが、捲れていく…


 目当てのページが開くと、ゆめがペンを翳した!

 何もない、白紙のページに光り輝く文字が浮び上がる。


 眼の前のサボテンが、光をおび、そして元通りに復活した。


 ホッとしたゆめに向かって


「まだじゃ!緊張を緩めるな!」


 ゆめの顔が引きしまる。


「次は、消すんじゃ!」


 ゆめは浮かび上がる文字に消しゴムを当てる…。

 前回は、消しゴムで、ゴシゴシしていたが、今回は、当てるだけ…。


 消しゴムに全ての文字が吸収された

・・・「サボテン」は消えていた。


 やったー!と抱き合う2人、

 ようやく帰って来たヘーラーは、何が起こったのか判らなかったが、一緒に喜んだ。


「本当に凄いわね、ゆめちやん!」

 ヘーラーが、クロワッサンを食べながら話してる。


 このパンは、ママがパン祭りと称した朝食を私がイメージして、ゼウスがアウトプットしたもの…を食べている。


「全くじゃ、凄いの、ゆめ。」


「でもね、思うの…。」


「何をじゃ?」


「可愛くない…。やってる事がシュール。」


「そ、そうか?あれでも充分じゃと思うがの?」


「魔法少女みたいに、可愛くやりたい…。」


「そーよ、そーよ!可愛くしてあげて!」


「私のゆめは、この世界で一番、可愛いんだから!」


「お前…パンを食わんと言っとれば、説得力があったのにの…。」


「まぁ、それは今後の課題じゃな。」


「それよりも…。」


「ゆめ、わかっとるの?」


「はい。お父さん。」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ハ〜イ!貴方のスーパー女神!ヘーラーです♡


今回は、やっとゆめちゃんに「お母さん」って、

呼ばれたの!


嬉しさと感動で頭がグワングワンになったワ!


それに、ゆめちゃんのママが作った「クロワッサン?」何あれ?美味しい!スッゴイ、フワフワ!


ゆめちゃんは、いつもあんなに美味しいごはん食べてるって、羨ましい!


今度、また食べさせてもらおーっと!


それとね、私も「お洋服?」の貢物、

貰っちゃった♡


コーディネート?は、こちら♡


ピンク色のピチっとしたTシャツ。真ん中に「爆乳」って書いてあるけど、どういう意味かしら?胸がちょっと苦しいけど、可愛いからいいわ!

これも体にピチッと体のラインが出るスリムジーンズ。

白のバスケットシューズ。


あと、何だかゼウスからも、もらったワ


チューリップ帽子。

ハートの形の特大サングラス。・・・なんだか、悪意を感じる・・・。


じゃあ、またね♡

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