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本好きゆめの冒険譚  作者: モカ☆まった~り
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オムライス

「ママ〜何で桃太郎は1人なの?」との問いにママはびっくりしたのか、

(だって、主人公は1人って決まってるじゃない。)と思いつつも


「お婆さんが1人だったから、ひとつしか持てなかったんじゃな〜い?」と答えた。


「じゃあ、お爺さんが芝刈りに行くのを止めて、お婆さんと洗濯に行ったら、桃太郎は2人だね!」

と、笑いかける私に


「そ、そうね、明日から桃太郎は2人にしましょうね。」母が答えた。


次の日の朝


「パパッ起きて!ゆめが凄いのよ!」


いつもは寝坊助の父も「ゆめ」と言う単語に即座に反応して飛び起きる。


「ゆめが病気なのか!?」


母は昨日の夜の顛末を伝えた。


父は顔を高揚させ、「凄いぞー!」っと叫んだのであった。


その日から幼稚園で、ボーッとする時がたまにあって「ゆめちゃん、どうしたの?」と先生に聞かれたり、友達から言われたりすることが多くなった。


今夜のご飯は「オムライス」。

これも私のお気に入り。と言うか、ママの作るご飯は全部美味しい。


オムライスのたまご、フワフワとしてるから、「お姫様のドレスみた〜い!」って言うもんだから、本来の所、病気か?と疑う所を凄いと称賛、父はまたもビデオカメラで私とオムライスを撮影する。


今日の読み聞かせは「人魚姫」。

あれ?ママは今日から桃太郎が2人の話をするんじゃなかったっけ?


ロマンチックな話なのだが、まだ人を好きになった経験のない私には、ピンとこないまま眠りについた。


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