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本好きゆめの冒険譚  作者: モカ☆まった~り
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やきいも

 秋と言えば・・・


・スポーツの秋

・芸術の秋

・食欲の秋


 そ・し・て、「読書の秋」!


 これで、心置きなく読書を楽しむことが出来る!

 秋はゆめにとって、最高の季節なんです。


 学校の図書館へと、早歩き…


…この数ヶ月で解った事がある。

 私が干渉出来る本は、童話・小説など「物語がある物」で、その他ビジネス書・参考書等は、干渉出来なかった…。


 と、言う訳で、図書館の小説コーナーにて…


 どの本にするか…まだ完全に使いこなせている訳ではないから、短編集にしようと吟味している。


 パラパラ…っとページを捲って、中身を確認!

 意識しなければ、無干渉だって分かったから、心配なし!


・・・結局、選んだのは「童話」になる…。

 これが1番、落ち着くんだよね、話も短いし…。


 今回は「北風と太陽」。


 早速、家に持ち帰って、実験?をしなければ…


 そんな帰り道に「誘惑」は潜んでいる。


「あっ、ゆめちゃーん!」

 友達の声が聞こえる。


「今から皆で集まって遊ぼうってなっていてね、家の庭で焼き芋焼くんだ〜」


・・・焼き芋。

 落ち葉で焼く、焼き芋は香ばしい香りにトロッとした食感、これにバターなんて反則級の物でも持ってこようならアウトですよ。


「〜ん、イヤ、今日は家で本を読むからね!またね!」

 と、己の本能に勝利しなくてはいけないのです。


「今夜の夕飯は、サンマの塩焼きで〜す!」

 ママが満面の笑みで発表した!


 サンマだと!?


 しかも、七輪で焼いたと?


 そんなの、美味しいに決まってる!


 キノコと山菜の炊き込みご飯との相性、たまらんです!


「デザートは焼き芋で〜す!只今、焼いてま〜す!」


 ヴッ!ここでも焼き芋・・・


 これは、食べ過ぎてしまう…食べ過ぎると眠くなる…


 本を読む時間がない!


 せめて、焼き芋だけは止めておいて・・・


 サンマ、美味しい…。

 キノコの炊き込みご飯…。

…お代わり!…

 豚汁、美味しい…


「ごちそうさま!」

 そそくさと席を立とうとする私をガシッとママがホールド!


「ゆめちゃん、焼き芋、食べて行くわよね〜」

「ゆめちゃんの為に、一杯焼いてるから、温かいうちに、いっぱい食べてね?」


「・・・はい…。」


 これって、いつ本を読めるんだ?


 そう思いながらも、美味しい美味しいと頬張る私でした。



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