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本好きゆめの冒険譚  作者: モカ☆まった~り
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 リビングに行くと、ソファにパパとおじさんが横たわっている。


「あっ…ゆめちゃん…おはよう…。」

眠そうだ。


 パパも眠そうに、大きなあくびをしながら起きてきた。


 今日は「日曜日」。皆んなお休み。


「ゴメンネ、今日は何もなくて…。」


 皆んなで、手作りのスコーンとサラダ、ベーコンとスクランブルエッグ、コーンポタージュを食べた。



 食後のコーヒー。私はオレンジジュース。



 やっと、目が覚めてきたのか、コーヒーを啜りながら、パパが言った。


「ゆめ、昨日は「ゼウス」のおじさんに会えたかい?」


「うん。」


「何か言ってたかい?」


「あのね、初めてゼウスのおじさんに会った時は、大きな城の中だったんだけど・・・」


「ゆめ、それって「あるところの部分」の豪華で大きなお城の事?」ママが聞く。


「うん。それでね、昨日はちゃんと「あるところ」って言って寝たら、大きなお城はなくて、田舎のような所に家がポツンとあって、川が流れてたの。」


「それでね、急に見えてる所が変わって、何もない所に3人のゼウスのおじさんがいたの。」


「儂らを元に戻すのが先じゃ。って言ってた。力が足らないって言ってた。」


「他には?」


「パパとママとおじさんが、いっぱい聞きたいと言ってたって教えてあげたの…。」


「ゼウスのおじさんは、何て言ってたの?」


「そうか、そうかって、言ってた。」


「他には?」


「寝る前に「ちゃんとした桃太郎の噺」を聞くようにって、言ってた。」


「他には?」


「また明日って。」


 3人は顔を見合わせ、確信した。


 やはり、桃太郎とゼウスは「リンク」しているのだ。


 とは言え、解った所はこの1点だけだけど…。


 ゼウスが言っていたという「そうか、そうか」のセリフも気になる。もしかしたら僕達も「ゼウス」に会えるかも知れない…その可能性はある。


 もし、ゼウスに会えたのなら、ゆめを「普通の女の子」に戻してもらおう…何と言っても「全知全能の神」なのだから…。


「じゃあ、もう一度、寝るわ」

そう言い残して、パパとおじさんは眠りについた。



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