第三話 軍団作成➀
短めだけど許してくださいm(T_T)m
昨日帝国一の奴隷商人・ホゼックのところで、見込みのある十人を買った。
「まずは、奴隷から開放します」
「「えっ?」」「だって、戦いは刻一刻と情勢が変化するものよ。いつまでも最初の命令にこだわっていたらすぐに死ぬわ。だから、臨機応変に対応できるようにするの」
「「わ、わかりました」」ガチャン。奴隷の印である首輪を外して奴隷から開放した。
「次に私の護衛として相応しい服装になってもらいます。誰か」「はい。何か御用でしょうか?」「この人たちの服装を整えて頂戴。私の護衛として相応しいやつね」「わかりました。少々お待ち下さい」「さて、着替え終わったら私の模擬戦よ覚悟しておいてね」
「さて、着替え終わったわね。早速移動するわよ。ここ、広いから迷わないようにね」
歩くこと10分。訓練場に到着。さてさて、レベルが違うとどこまで実力に差が出るのか、楽しみね。「一人ずつと全員同時、どっちがいい?」
「ひ、一人ずつで・・・」「わかったわ。誰でもいいからかかってきなさい」そう言うと一人静かに出てきたのは細い体つきの男だった。
「自分からいいですか?」「ええ、いいわよ」
そう言い終わると、ものすごい速さでフェイントを交えながらこちらに向かってきた。相手は短剣を両手にもっているわね。キィィィン!
「あら、外見と違って力強いのね。」
「ありがとうございます。あなたには通用しなかったようですがね」ふふ、ちょっと挑発しただけなのに激怒してるわね。さて、そろそろ終わりますか。ガキィィン!「勝負ありね。次。」
「くっ、この俺が・・・」
「私が行きます。」今度は剣使いね。確かレベルが唯一140を超えていたわね。楽しみだわ。
っ!早い!あの秦王に匹敵してるわ!自然と顔が笑顔になっていくのがわかる。久しぶりに本気でやれそうね。「トーンシンシン トーンシンシン」「雰囲気が変わった?っ!早い!それに、力も強くなってる?」そこから2分程度粘ったものの、勝つことはなかった。
「次」
「次」
・
・
・
・
・
・
「最後の相手も終わったわね。なかなか強かったわ。特にヘレナ。私に唯一巫女神楽を使わせたわね。副官に任命する」「ありがとうございます・・・・・」
◆
「お父様!私専用の護衛を育てる学校がほしい!作ってもいい?」「作ってもいいけど、費用はどうするんだい?流石に予算からは出せないよ。」
「分かってる。とりあえず私の私財を投じるわ。あとは戦場で手柄を立てて賞金を貰ったり、盗賊を全滅させて資金を奪うわ」
「なかなか良い案があるじゃないか。ぜひ盗賊は討伐してほしいね。」
「分かっわ。それじゃぁ、50人ほど兵士を貸してほしいんだけど・・・だめ?」
「うっ、いいよ。好きな50人持っていきなさい。これ以降はお前の部下にするよ」
「じゃ、早速選んでくるわ。ありがとう!」
最初の兵士ゲット!適当に中堅で命令遵守のやつを貰っていくか。