頼もしい援軍
『うぉおおお! SENRIちゃんがいる!』
『どこだ!? どの船だ!?』
『あのデカイ船!』
『どれどれ……幼女みるくの船じゃねーか!』
『幼女みるくだと!?』
『なぜあんな場所に!?』
『誘拐されたのか!?』
『俺のSENRIちゃんが汚されちゃう!』
『そこにいちゃダメぇえええ!』
『助けなきゃ!』
『あんなウミヘビなんかに構ってる場合じゃねぇ!』
『早くしないと赤ちゃんできちゃう!』
『ママがママママママ』
『やらせはせんぞぉ!』
『うぉおおおおお!』
『待っててくれSENRIちゃん! 今いくから!』
周囲に小型の船が集まってくる。
みんな支援スキル待ちなのかな?
船同士がくっついて、ちょっとした渋滞に。
中にはロープを使って船に登ってくる人もいた。
「SENRIちゃん! 助けに来たよ!」
「さぁ、早くこちらへ!」
「こっちの船なら安心だから!」
「?」
モンスターが現れたかのかな?
振り返ってみたけど、何もいなかった。
床をハイハイしている幼女みるく一番搾りギルドの人たちだけ。
「あれ? SENRIちゃんの反応が薄い……?」
「ウソだろ……」
「状況が理解できていないのか?」
「まさか、もう洗脳されてしまったというのか!?」
「なんということだ。あの手この手でウスイホンみたいに調教されてしまったなんて……」
「守れなかった……」
「幼女みるく色に染まってしまった……」
「おのれ、幼女みるく!」
「俺のSENRIちゃんをよくも!」
「変態どもにもてあそばれたと考えるだけで心がゆんゆんする」
「体の一部がふっくらしてきた」
「もう我慢できない!」
幼女みるく一番搾りの人たちに向かって何か叫んでいた。
服装的に同じ5町っぽい感じだし、知り合い同士なのかな?
「おいおい、言いがかりはよしてくれよ」
「俺達がリアル幼女に手を出す変態ギルドだと思っているのか?」
「はい」
「そうです」
「思っています」
「間違いありません」
「いつかやると思っていました」
「GMさん、このギルドです」
「たぶんもう手遅れだけど、自首を勧める」
「いつものように通報しておきました」
みんな似た感じの反応をしていた。
やっぱり知り合いのようだ。
「ところで、SENRIちゃんはなぜこの船に?」
「船が転覆して困っていたところ、あちらの……パピ∃ンさんが助けてくれました」
船を操作をしている魔法使いの人を示す。
「放火魔の人か」
「ああ……納得」
「あの人がいるなら安心か」
「幼女みるくで唯一中身がまともな人間だからな」
「ありがとう、密着変態魔法使いの人」
「よかった。あんなことやそんなことをされてアヘ顔ダブルピースになったSENRIちゃんはいなかったんだね」
「いてほしかったなぁ……」
「このバカ野郎! SENRIちゃんにそんな酷いことは……いいね」
「やっぱウスイホン展開ですわ」
「目がハートになっているとよりグッドですな」
「わかる」
「いろんな汁でべとべとになってると最高」
「興奮してきた」
「ちょっとログアウトしてくる」
この船に乗り込んできた人たちも、次々とログアウトしていく。
休日の朝から忙しい人が多いらしい。
ぬるるんじゅぽじゅぽ2年がたちました。
体重300キロくらいにビルドアップした主人公が敵を殴り倒すバトルアクションをいつもありがとうございます。
現在はまだひょろひょろな体をしていますが、そのうちきっとマッスルチェンジしてくれると信じています。
今後ともなにとぞお付き合いよろしくお願いいたします。




