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きゅーちゃん

『グァアアアア!』


 羽をバッサバサするきゅーちゃん。

 名前が決まって喜んでる……のかな?


『は?』

『え?』

『名前ついたんだが』

『ペット?』

『こいつペットにできるんかよwww』

『は? マジで?』

『しかもSENRIちゃんやんけ!』

『というか名前www』

『SENRIたんのネーミングセンスw』

『かわいい』

『どこにきゅー要素あんだよw』

『これはひどいwww』

『ほら、あの鋭い目つきとかにきゅー感が……いや、擁護できねぇわ』

『いいじゃないか! SENRIちゃんの目にはそう見えているのかもしれないだろ!』

『ゴァアアアとか言ってたやんw』

『あれ? もしかして、ちょっと頭の中が幸せな感じな子なの?』

『天然でも可愛ければプラスポイントだから!』

『小学生らしさが出てて俺は好き』

『俺も女子小学生が大好き』

『運営さん、ここの集団です』

『俺まで巻き込まないでくれ! どっちかというと男子小学生のほうが好きだから!』

『運営さん、一人残らずお願いします』


 名前が付いたことでざわざわする

 飼い主の名前も出てしまうから、どうしても注目されることに。


『俺がさっき試した時は判定すら出なかったんだが?』

『そりゃ、おっさんより幼女がいいだろ』

『俺もそっち選ぶわ』

『当たり前だよな』

『おっさんに未来はないんですか!?』

『ない』

『無慈悲すぎるw』

『最初からSENRIちゃん追いかけてたけど、フラグでも立ててたんか?』

『ケガでもしたところを助けたとかじゃね?』

『ありそう』

『SENRIちゃんマジ天使』

『さすが俺のママやさしい』

『いやいや、どこでケガするんだよ?』

『火力職10人ぐらいで攻撃してもHPミリも減ってなかったぞ』

『レイドとケンカでもしてたんじゃね?』

『それなら納得』

『SENRIちゃんならそこら辺の小動物にヒール掛けて回ってそうだし』

『俺のママは包容力が広いなぁ』

『小動物ってレベルじゃねーぞwww』

『傷を癒した野生ドラゴンの恩返しなのか?』

『俺も心に負った傷を笑顔で癒してもらったことがあるんだけど、お礼をしていいかな?』

『恩を仇で返すな』

『ばっさりw』

『近づくだけで不快感増しちゃうからね』

『SENRIちゃんが命令してくれるなら、イスにだってなるし、靴だってなめるぞ!』

『お前がお礼をもらってどうする』

『俺もペットにしてほしい』

『お前らよりはまだゾンビのほうがマシじゃねーかな』

『見た目は五分だが、エロイ目で見てこないしな』

『見ないというより、目がそこらへんに落ちてる』


 べろーん。


「わっ」


 きゅーちゃんになめられる。

 ボクの身長ほどもある舌なので、全身がべっとりに。


 べろーん。

 べろーん。


 何度もやってくる。

 くすぐったい。


『おいおいおいおい!?』

『なめたぞ、おい、なめたって!』

『なんてうらやましい』

『そこのトカゲ! 俺と替われ!』

『事案発生!』

『やめろぉ! 俺がなめるときに獣臭くなるだろ!』

『今胸触ったって! 絶対に胸触ったって!』

『どこに胸があるんだよ?』

『……ふぅ』

『俺もペットになれば合法に……?』

『おっさんの時点で有罪です』

『存在すら許さないw』

『あのヨダレを飲めば、間接的に幼女汁を飲んだことになるのでは?』

『このゲームは汗とか出ないから100%トカゲ汁になるがよろしいか?』

『ほんの少しでも肌に触れた部分があれば構わん!』

『運営さん、目標地点はここだ! ためらわずにやってくれ!』


 べろーん。

 べろーん。

 べろーん。


 ひたすらなめてくる。

 親愛の証……でいいのかな?

 ボクも鼻先をなでてみる。


『グルルルル……』


 低いうなり声を上げる。

 表情だとわかりづらいけど、喜んでくれているっぽい?

 パンツの中までびっちょびちょです。

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